30 TH ページ30
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Aと初めて2人きりで話してみて思ったのは、彼女はとても真っ直ぐで素直な人間だな、ということ。
恋愛未経験だから恋なんて全く分からないだろうけど、それとは別になにか感じるものがあったっていうか。
ホテルに戻ってから、ジョングガにAと会ったことを話したらすごく嫌そうな顔していて。いつもの可愛いうさぎスマイルはどこにいったんだよ、と心の中で思った。
TH「ジョングガはさ、なんでAのことが好き？」
僕がそう聞くと、ジョングガは少し考え込んで俯いた。そしてゆっくり顔を上げると、困ったような表情で僕のことを見つめた。
JK「…わからないです、好きの理由」
TH「そうだよね」
JK「わかっていないとだめですかね」
不安そうに僕をじっと見つめてくるこいつは、ヒョンたちを襲うときとは全く違う目をしていてただただ可愛い。
口を真一文字に結ぶもんだから、ジョングガもつくづく素直なやつなんだよな、きっと。
僕はジョングガに笑顔を向けてから首を横に振った。
TH「そんなことないと思うよ」
JK「そうですか？」
TH「うん。“好き” の気持ちを大切にしていれば大丈夫」
JK「……、」
TH「少なくとも僕はそう思うけどね」
ジョングガは僕の言葉を聞くと、再び下を向いた。しかし数秒後に顔を上げて僕の方を見たかと思えば、「ヒョンの割にはいいこと言うんじゃないですか」と意地悪そうな表情をしていた。本当に生意気なやつ。
TH「それどういうこと！？」
JK「そのままです。ヒョンって頭の中空っぽみたいな雰囲気あるんで」
TH「え、酷くない！？」
JK「冗談ですよ」
そう言って、面白そうにクシャッと笑うジョングガ。そんな可愛い笑顔見せられたら、同じグループのメンバーとして、ヒョンとして、応援してあげるしかないじゃん。
僕にできることなんて限られてくるだろうけど、できることはしてあげたい。きっと他のヒョンたちだってジョングガのことを応援していると思う。
僕は、笑顔を浮かべる彼の頭をそっと撫でた。
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キオ - senaさん、ありがとうございます！大好きです！これからも、応援してます！ (2020年4月21日 21時) (
レス) id: 61705e5b9d (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - おとしだま…ないの…？ (2019年1月1日 2時) (レス) id: f3c78cde16 (このIDを非表示/違反報告)
ちむ子(プロフ) - あけましておめでとうございます！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年1月1日 1時) (レス) id: ba915e60a4 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - あけましておめでとう！更新してくれてありがとうございます！楽しみです！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: ade9e6462e (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！ぐったんと幼馴染とか、、、めっちゃうらやましいですよね笑笑更新ファイティン！！！ (2018年12月30日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星雫 | 作成日時：2018年12月29日 21時
