【もう】私、妹の方です【帰っていいですか】《刀剣乱舞》

3話の方です ページ5

『中ホコリすごい…ゲホッ』


こんのすけ「さようですね…
もう何年も掃除されていませんから」


『しといて下さいよ…』



このあと色々こんのすけに案内してもらったけど汚すぎて生活できる気がしない


まずは…掃除からかな…なんて思ってると
首筋に鋭い何かが


『…出会ってそうそう刃物を向けるなんて
随分物騒な挨拶なんですね、鶴丸国永』


鶴「これが俺達流の挨拶でなぁ。悪いね、人間

唯これは出会いの挨拶なんかじゃねぇよ
…別れの挨拶だ」


『おっと』


首筋に刀が入り込んだので即逃げ

地味に痛ひ


鶴「逃げるなんてつまらねぇな。もっと怯えてくれよ」


『怯えるなんてそんな。馬鹿じゃないんですから』


鶴「…ほう、なら本気でいかせてもらおうか

いつまでそのすかした顔でいれるか試してやろう」


『できるなら…どうぞ』


チャキッと構える音がした

でもそれだけ。あとは何も聞こえない


『……やっぱり。
貴方はそんなことする人じゃないですよね

信じて良かったです』


鶴「……ﾁｯ」


鶴丸国永の本体は、私のスカートを切っただけだった。



最初から彼の手は震えていた
目を私と合わせなかった


それは即ち斬ることを躊躇っているということ


『私、これから審神者部屋に行くので失礼しますね』


こんのすけ「審神者様、廊下は危ないです！
急ぎましょう‼」









鶴「…なんなんだ。信じて良かったなんて…







こりゃあ驚きだな…」

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