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目「あのさぁAさん、」

「ん?」



そんな私の視線に気づいたのか目黒の手が私の頭を優しく撫でて、





目「何があったか知らないけど、俺Aさんの悩みとか不安を半分貰ってもいいよ」

「なに、それ」

目「んー?何となく言ってみた」





年下なのに年上みたいで、
それでもって人の変化に敏感で、
目黒はいつだってメンバーの事をちゃんと見てる。




「…目黒って人を本気で好きになった事ある?」




だからかな、なんとなく目黒だったらいいアドバイスをくれるんじゃないかって思ったんだ。





目「…唐突だね、」

「…っ!ごめっ、何言ってんだろ私」




私の言葉を聞いた目黒は大きく目を見開いた後、
困ったように笑顔を見せた。




目「…俺の本気で好きになった人は」

「っ、」

目「俺の好意を簡単に受け流せちゃう人」

「そ、なんだ」




その時の目黒は、なぜだか今にも泣きそうな顔で。
真っ直ぐに私を見つめていた。




「め、ぐろ」

目「…なーんて。」




・・・は?冗談?
あまりに儚い表情を見せるから、一瞬信じかけたじゃん。




「…っ、せっかく人が珍しく目黒に相談したのに!」

目「ふはっ、いつもの調子出てきたじゃん」

「生意気、クソガキのくせに」

目「精神年齢だったら俺の方が大人だよ?」




・・・私の方が大人だっつーの。

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作者名:えんちゃん | 作成日時:2020年10月26日 0時

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