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262話 ページ12

猫猫(マオマオ)「ちなみに、Aは頂いた髪飾りを、もらった客を対応するときだけ身につけていました。」



 Aはいつも、もらい物はもらった人の名札を付けて保管。

 その人が来たときだけ、そのもらい物を身に付ける。


壬氏(ジンシ)「、、、それは、男を(よろこ)ばせるためか」


 『ならば俺が上げた(かんざし)も』とでも考えているのであろう。

 壬氏(ジンシ)の口は少々(とが)り気味だ。


猫猫(マオマオ)「、、まぁ、壬氏(ジンシ)さまの場合は違うでしょうが、、」


壬氏(ジンシ)「確かに、男よけと言っていたが、、、」


猫猫(マオマオ)「ええ。最初はそうでしょう。ですが今はっんぐっ!」


 猫猫(マオマオ)は後から口を押さえられる。

 白くてやわらかい手の持ち主、Aである。


A「お待たせいたしました。」


 Aは頬を少し桃色に染めている。

 素早く猫猫(マオマオ)(ほほ)の傷を消毒。

 そして軟膏(なんこう)をぬってやる。


猫猫(マオマオ)「ん、ありがとう。では、お邪魔してはいけないですから、私は戻ります。」

A「お、お邪魔っ?何のこと?」



 猫猫(マオマオ)はそそくさと部屋を出ていってしまった。

 取り残されたAと壬氏(ジンシ)


A「、、(せん)じ薬です。疲労によく効きます。」


壬氏(ジンシ)「すまない。」



 苦いがと思いながらも、壬氏(ジンシ)(せん)じ薬を飲み切る。

 Aは飲みきった(せん)じ薬の器を受け取り、卓上(テーブル)に置く。


A「壬氏(ジンシ)さま、、ここ最近あまり睡眠を取られていないのですか?また、お(いそ)しく、、」


 Aは少し心配する。

 壬氏(ジンシ)目の(くま)が、以前よりも(ひど)くなっていた。

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しずく(プロフ) - わー!、!!めちゃくちゃ面白いです( ; ; )更新楽しみにしてます(T_T) (2月19日 22時) (レス) @page35 id: 4b943a174f (このIDを非表示/違反報告)
xxximmmmmxxx(プロフ) - 次楽しみに待ってます!! (2月6日 1時) (レス) id: 0c1ea22a5d (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 次話楽しみに待っています! (12月23日 7時) (レス) id: 2687dfcef7 (このIDを非表示/違反報告)
トルテ(プロフ) - この作品更新されるの毎日待ってます。更新頑張ってください! (12月19日 21時) (レス) id: 7cb7ad9413 (このIDを非表示/違反報告)
華夏(プロフ) - この作品大好きです!これからも更新頑張って下さい! (12月16日 15時) (レス) id: 4daddb2be0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みみ | 作成日時:2023年11月26日 21時

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