悪魔リリスに気に入られたら魔界に来てた件10 (ページ15)

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464話ページ15

A「メっ！、、」

　Aはイチロとニロの口に己の指を当てる。

イチロニロ「ん！！？？」

A「私に精神魔術かけて、、乱暴だなんて、、」

　スリッとドロドロ兄弟の頬を撫でアゴをクイッと掴む。

A「イケナイ子、、♥」

　ニコッと微笑んでそう言う。

イチロニロ「、、ごちそうさまです！！イケナイ子で良かった！！！」

　幸せそうな顔をして騒ぐドロドロ兄弟。

A「、、堕ちた♥」

　イエイとメロイックサインをするA、その姿はアスモデウス・アムリリスの様である。

アズ「ドロドロ兄弟ぃイ！！貴様らのプライドは何処に行った！？何簡単に惚れてる馬鹿者！！！」

ソイ「Aちゃんキレイなのは分かるけどね！？それでも譲っちゃイケナイ時って漢にはあるんじゃん！？お前らまで惚れたらライバル増えすぎて困んだよ！！」

クララ「Aちは私のなの！！」

入間「僕の姉さんはあげないよ！？」

リード「レディ姐さん過激派が騒ぎ始めたぞ！！」

ジャズ「こっちもまたかぁ〜、、」

　入間軍、ソイはドロドロ兄弟と取っ組み合いでA争奪戦をし始めた。

ニロ「僕ら先輩だぞ！！！」

イチロ「今からイケナイ子だからお仕置きしてもらうんだよ！！」

　

ガシィッ!!!

　問題児達の見慣れたケルベリオンがドロドロ兄弟の首根っこを噛み、持ち上げる。

　恐る恐るドロドロ兄弟は後ろを振り返って見ると、、

カルエゴ「ほう、、、ならばしてやろう。お仕置きとやらをな、、」

　ニヤリとした悪い顔で黒いオーラを放ったナベリウス・カルエゴ。

ギャァアアアアア!!‼

　バビルス全体に悲鳴が響き渡り、

　次の日には号外で

　『レディ・リリスに挑戦しカルエゴ卿にしばかれたドロドロ兄弟‼』

　と一面を飾るのであった。

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