黒髪の撫子 ページ14
A
国木田さんに連れられて敦くんと来ていたマンション。
そしてこの男。田山花袋。異能力は蒲団。
視界内にある電子機器を操る異能力。
そして恋煩いをして異能が使えなくなり
協力して欲しいも出来ないという状況だ…。
そして何より最悪なのが
黒髪の撫子
その正体を私は知っている。
私の妹の銀である。
ちなみに明日も会う約束をしてるぞ☆←
それで依頼をとな。
中島「聞き込みくらいしか出来ませんけど」
国木田「やるしかないな。」
A「あの、私参加しなくてもいいですか?」
中島「Aちゃん?」
国木田「明日非番か。」
A「はい、非番でも出ることは可能ですが
明日は予定があります。」
国木田「そうか、分かった。
明日は俺と敦でやる。」
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翌朝
こんなことってある?!
銀ちゃんと待ち合わせの時間間違えるなんて!!
やばい、今日は2人が捜査してるって知ってるのに。
プープー!!!!
なにこれ?!車の事故?!なんでこんなことに……
いた、銀ちゃん!
田山「撫子は儂が守る!」
樋口「奴は私が仕留める!」
えなんで樋口さんまでいるの。
とりあえず追いかけては見る。
樋口「銀?!ではあなたが芥川の先輩の?!」
路地裏から聞こえてきた声
A「いた!銀ちゃん!ごめん遅れて。」
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全員「妹ぉ?!」
銀「昨日は仕事を終え
数日ぶりの帰宅で
この仕事の衣装を洗濯屋に預けたあと
兄と待ち合わせを
そしてAが兄の家で待っていました。」
中島「そうだったの?!」
A「う、うん。帰りの方向違かったでしょ」
中島「芥川の家にいってた……?!」
国木田「お前なぜ田山にその事を言わなかったんだ……。」
A「いや、なんか申し訳なくて。
引きこもってたけど恋のおかげで外出れて
信号のタイミングずらして異能もバッチリ
使いこなせてること分かったし一石二鳥ですね!」
中島「ポジティブ過ぎない?」
その後、田山さんが銀ちゃんに告白をしたが
見事に振られた。
今頃田山さんはお布団の中でおいおい泣いていることだろう。
非番というわけで敦くんと国木田さんと一緒に帰るのことはないが
銀ちゃんと樋口さんと女子会みたいなものもできたし
なんだかんだ楽しかった。
3人とも明日から仕事だから憂鬱だけど
頑張ろうと思った。
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作者名:英英王 | 作成日時:2019年7月8日 15時