虎少年と僕少女 2

太宰さんと中也さん ページ5

Aside



太宰「いてて……口の中切った。」




A「龍之介の嫌がること言うからですよ。

自業自得です。」




太宰「君はどっちの見方なの」←



A「どっちもです。」←





太宰「……頃合かな。」




A「……。」



敦くんの事かな。





???「相変わらずの悪巧みか？」


太宰「その声は……」



中原「いいねぇこりゃあ。
最っ高の眺めだ
百億の名画にも勝るぜ。
えぇ？太宰？」



太宰「最悪。うわ。最悪。」




凄い嫌がり様



中原「よ、A。」



A「中也さん。」



中原「なんだ？」



A「手首痛い(´；ω；｀)」



中原「敵だから我慢だ。」



太宰「私との態度の差がすごいじゃないかA。←



それより、全然変わらないね中也。｣



中原「はぁぁ?!どういう意味だ!!!」



太宰「前から疑問だったのだけれど、
その恥ずかしい帽子はどこで買うのぉ？」⤵


中原「言っとけよバガボンド、いい年こいてまだ自 殺がどうとか言ってんだろ？どうs」 ⤴



太宰「うん。」


中原「少しは否定しろ。」



変わらないって絶対太宰さん身長の事言ってる…


だってさっきから太宰さん下向いてて中也さん上向いてるんだもん。←


中原「だが今てめぇは悲しき虜囚。

泣けるなぁ太宰！

いやぁそれを通り越して少し怪しいぜ。

でっちの芥川は騙せても俺は騙せねぇ。

何しろ俺はお前の元相棒だからな。

何するつもりだ。」




太宰「何って見たままだよ。
捕まって処刑待ち。Aもね。」



中原「あの太宰が不運と下腿で捕まるはずがねえ。そんなグズなら俺がとっくに殺 してる。」



太宰「考えすぎだよ。そもそも君何しに来たの？」



中原「嫌がらせだよ。

あの頃のてめぇには散々弄ばれたからな。
だが。」


ｶﾞｷﾝ!!!!!




中原「そういうのは大抵10倍で変えされる。
てめぇが何考えてるか知らねぇが、
俺と戦え太宰。テメェの腹の計画ごとたたきつぶしてやる。」


太宰「中也。」



ﾊﾟﾁﾝ



A「……取れた。」


中原「いつでも逃げられたってわけか。」


太宰「君が私の計画を阻止？

冗談だろ？」



中原「いい展開になってきたじゃねぇか!!!」

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