2ー1『海で事件』 ページ15
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「海だー！！」
青い空、白い雲、輝く海に熱い砂浜。
海に来るには、絶好の天気。
しかし私は、1人パラソルの下でため息をついた。
『…なんで私もなんだよ…』
「いいじゃない！たまには！」
「そうよ！Aいい体してるんだから、ここで男の1人や2人引っ掛けないと！…胸はないけど」
『殴るぞ』
蘭が眩しい笑顔で笑い、園子は悪い笑を浮かべる。
この前まで、「安室さんとくっついちゃえ」なんて言っていたが、今度はこれだ。
最近の子は忙しいな、とババ臭いことを考えた。
「綺麗な海ですねー！」
「ねー！」
「俺はそれより焼きそばが食いてぇなー」
「おいおい、さっき飯食ったろ。」
そして、砂浜ではしゃぐ少年探偵団の面々。
念入りに体操してから海へかけてく彼らは、とても可愛らしく見える。
「あなたは海に入らないの？」
『哀ちゃん…ん、私はいいよ…』
『哀ちゃんは？』と問いかけると、「私も良いわ」と帰ってくる。
大人びてるな。と思いつつ、水分を取らねぇとと思い横にあるクーラーボックスに手を伸ばそうとした。
しかし、その必要はなかった。
私の目の前に、スポーツドリンクが差し出されていたからだ。
そして差し出してくれたのは…
「はい、Aさん！」
『…ありがとうございます…安室さん』
安室さんだった。
今日海に来たメンバーは、私、蘭、小五郎さんに少年探偵団…そして、暇だったという安室さんだ。
まぁあれだけ子供がいるんだから、引率が沢山いて困ることはねぇとは思うが…
『…近くないですか』
「近づいてますからね。」
ニコニコと笑みを浮かべながら、彼は隣に座った。
横目で、哀ちゃんが微妙な表情で彼を見ているので、彼女も彼が得意ではないのだろう。と理解する。
ひとつため息をこぼし、とりあえず水分を。
そう思い、キャップを開けて冷えたスポーツドリンクを口に含んだ。
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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね！申し訳ありません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では？ (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます！そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！！頑張ります！(ﾉ´∀｀*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2018年5月24日 15時
