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2ー2 ページ16





「あー!遊んだ遊んだ!」


「楽しかったですねー!」


きゃっきゃとはしゃぐ子供たちを見守りながら、頬を緩める。

子供は、本当に可愛らしい。


「ほらガキども!ホテル行くからさっさと車乗れ!」


「はーい!!」


小五郎さんの言葉に、少年探偵団や私たちが返事をして、車に乗り込む。

流石に1台に全員は乗れず、蘭、コナンくん、私は安室さんの車にお邪魔した。



安室さんには助っ席を勧められたが、全力で断り、コナンくんが助手席、私と蘭で後ろに乗らせてもらった。





そして、シンプル且つオシャレなホテルに到着。

荷物を降ろし、受付にてチェックインをしようとした時だった。


見覚えのある背格好を2人見つけた。




『あ…!』



「ん?…あぁ!Aじゃないか!」


「おや本当だ。久しぶりだねェA」



『乱歩さん、晶子さん…!』


そこには、武装探偵社の乱歩さんと晶子さんがいた。


乱歩さんは、「Aー!」と言いながら、私の胸元に飛び込んで、ぎゅぅっと抱きしめる。

少しよろけながらも、受け止めた。

後ろから殺気が飛んでくることは、無視しておこう。


『お二人は、何故ここに?』


「もちろん!この名探偵の任務さ!」


「乱歩さん、Aが危ないじゃないか」


「僕がぎゅってしたかったからいいの!それに、Aが転びそうになったら僕が助けるし!」


「ねー!」と笑う乱歩さんに、『お願いしますね』と笑いかけた。

その時、強めの力で腕を引かれ、乱歩さんと離れてしまった。


「ちょっとA!誰なのこの人達!」


腕を引いたのは園子と蘭で、少し慌てたように私に問いただしてきた。


『誰って…ほら、あれだよ。この前ポアロで電話くれた人。』


「あー!あのストーカー!!」


「ちょ、ちょっと園子…!」


「ちょっと!僕はストーカーじゃなくて名探偵!!」


もう!と、乱歩さんは頬を膨らませる。

そんな子供じみたことが似合う26歳はこの人くらいだろうな、なんて思う。


「あぁ、ストーカーでしたら捕まえましたので、解決しましたよ」


『そういやストーカーのこと報告してなかったな、わりぃ』


「本当よ!!…まぁ、雰囲気変わったし何となく察してはいたけど。」



園子と蘭は、呆れたように笑った。

2ー3→←2ー1『海で事件』



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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね!申し訳ありません!ご指摘ありがとうございます! (2018年6月3日 15時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では? (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます!そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます!!頑張ります!(ノ´∀`*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐倉優衣 | 作成日時:2018年5月24日 15時

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