その２０【言い合い】 ページ23
*
『ご馳走さまでした。…ありがとう、リオン』
あの後、皆で食事を終えた。
リオンに駆け寄って、笑いかけた。
リオン「お、粗末…様…」
『！ははっ何処で覚えたんだ？それww』
あまり聞かない言葉を、リオンが発したので驚いた。
リヴァイ「此処の奴は…お前の言うことを聞くのか？」
『あぁ。基本的にはな。奇行種は…時々食われかけるがな…』
リヴァイは、そうか…と言って、エレンに近寄った。
リヴァイ「エレンよ。何か言いたげな顔だな…速く言え。」
エレン「！…では、お言葉に甘えて。…なんで、Aが平気で巨人と暮らせるのかがわかんねぇ…巨人は…人を食っていくのにっ！平気で…何人もっ！」
急に、怒った様に叫びだした。
『…それは、僕を否定しているのか。…それとも…巨人を否定しているのか？』
エレン「巨人に、決まってんだろ！」
アルミン「エレン…落ち着いて…」
エレン「落ち着いてられるか！巨人のせいで…母さんはっ…母さんはっ…！」
すると、エレンは、またもや叫びだした。
…僕が今、聞きたくない言葉で…
エレン「巨人なんか…！消えてしまえば良いんだ！」
ﾌﾟﾂﾝ…
僕の中の、何かが切れた
『貴様…ふざけるなよ！僕の事は否定しても構わないさ！慣れたからなぁ！だが…だが…皆の事を馬鹿にするなぁぁぁっ！』
気がつけば僕は、エレンに向かって叫んでいた。
『今の発言を聞いて察したよ！巨人に家族を喰われたんだろ！？それは悪いかも知れねぇけどなぁ！？それでも、彼らは！…僕の命の…恩人なんだよっ…』
エレンは、ハッとした。
今まで黙っていたミカサが、口を開いた。
ミカサ「私は…Aの気持ちが分からなくもない…」
アルミン「…え？」
『…は？』
ミカサ「私は…お母さん達が殺されて…人間を恨んだ。嫌いになった。
けど、本当に人間を嫌わずにすんだのは、エレンが助けてくれたから。
…Aも、同じ。助けて貰ったのが、巨人だっただけ。
…そうなっても可笑しくはないでしょ？
きっと私も…助けられたのが巨人だったら…Aと同じだったと思う。」
ミカサの言葉に、ハタッとした様だった。
エレン「悪いな…いくら憎いからって…Aからしたら、大切な人だもんな…。俺も、ミカサやアルミンを馬鹿にされたら…きっと…」
『いや…僕こそ…悪かった。…ミカサ、ありがとう』
僕はミカサに向かって、本当の笑顔で笑った。
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わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - えええ？！アルミンちょーイケメン！！！すき！格好いい！！！ (11月17日 10時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユウナさん» ありがとうございます！感動ですか？嬉しい限りですね！ヽ(*´∀｀)ノ (2016年7月30日 21時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ - 完結おめでとうございます！感動しました！ (2016年7月30日 21時) (レス) id: 24eec5c908 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - junjun7_3さん» ありがとうございます！ちょっと焦りつつはありましたが、何とか完結させることが出来ました！ありがとうございました！ (2015年7月13日 18時) (レス) id: 997df223f8 (このIDを非表示/違反報告)
junjun7_3(プロフ) - 完結オメデトウございます！ちょいちょい読みに来てました！よかったデス！^_^ (2015年7月13日 16時) (レス) id: 25bfa584c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2015年4月12日 23時
