転 生 魔 女 と 悪 役 は 【ツイステ】

２７，無理だけはしないで ページ27

クロウリー「先ほど【騒ぎを起こすな】と言ったばかりのはずですが？しかもグレート・セブンの石像を黒焦げにし、さらには特待生の２人にまで被害を出すなんて！よほど退学にさせられたいと見えます。」




？？？「ちょっ！それは勘弁！」





と、オレンジ色の髪をした男子は慌てるが、学園長はそれを無視してユウさんに言う。





クロウリー「ユウくんも、これではグリムくんを監督しているとは言えませんよ。」




ユウ「うっ……ごめんなさい。」




『(ユウさんも止めてたのに……)』





そうAが思っていると、学園長はオレンジ色の髪を持つ男子に向かって口を開いた。




クロウリー「まったく…………君、学年と名前は？」






，





エース「エース・トラッポラ………１年デス。」






，





『(………エースっていうのか。あの人。)』





クロウリー「ではトラッポラくん。グリムくん。そしてユウくん。３人には罰として窓拭き掃除１００枚の刑を命じます！」






と、学園長が２人＋１匹に告げた。







グリム「にゃっ！？もとはといえば、ソイツがオレ様たちをバカにしたからいけないんだゾ！」




エース「ええっ！？オレもぉ！？」




クロウリー「当たり前です！放課後、大食堂に集合。いいですね。」





，




エース「へぇ〜い……。」




グリム「昨日から散々なんだゾ〜！！」






，






レイ「……ユウっていう子は完全にとばっちりじゃないか？

………まぁ、ユウっていう子以外は完全に自業自得だけど。」







そうレイは溜息をつき、Aに話しかける。








レイ「本当に大丈夫？取り敢えず保健室に行かないと＿＿＿＿＿＿＿＿」




『………ううん。 保健室に行かなくても大丈夫だよ。』






，





，





，





，





，





，





，





，




レイ「…無理するなよ」



【「…無理だけはしないで」】




，





『…………え？』






，



Aは目を見開き、あり得ないという顔でレイを見る。






『(今、レイを"友人"の姿に重ねてしまった……

…………………………………なんで？)』







レイ「………どうしたの？」





『え！？う、ううん！何でもない！』

２８，同級生として、よろしくね→←２６，はっきり言って迷惑だ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す