11, 人はこれを煽りという ページ11
Aが飛び蹴りをしたのを見た一部を除く者は全員息を呑んだ。そんな周りの様子も知らずAは口を開いた。
『………学校に入れろ?こんなに人に迷惑を掛けて、そんなの無理に決まっているでしょう?このドブネズミ。』
Aは低い声でそう告げた。何故低い声なのか?そんなの簡単だ。彼女は【人を愛している魔女】だからだ。人に迷惑をかける者をAは許すはずがない。
グリム「だからドブネズミじゃねぇんだゾ!!オレ様は絶対に大魔法士になってやるんだ!!」
『だから!大魔法士になりたかったらまず人に迷惑をかけないで!!』
グリム「魔法が使えないニンゲンのくせにエラそーなんだゾ!!」
次の瞬間、Aのオーラがどす黒くなった。
『……いつ、私が魔法が使えないと言ったの?』
Aはパチンッと指を鳴らすと、ターバンの男のついていた火が消えた。Aが魔法で火を消し去ったのだ。
「ん?火が消えてる!誰か知らないけど助かった!ありがとうな!」
『はい。どういたしまして。』
グリム「なっ!オマエ!魔法が使えない筈なんだゾ!」
『……………自分で考えてみなさい。偉大なる魔法士になるドブネズミさん。』
,
,
,
________人はこれを煽りという。
12,魔法が使えるなら抵抗してくれ→←10,魔女、二度目の飛び蹴りを
340人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キナコ(プロフ) - moneさん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2020年6月11日 20時) (レス) id: ea8df4566c (このIDを非表示/違反報告)
mone - 続きが楽しみです!更新頑張ってくださいね! (2020年6月11日 15時) (レス) id: 1029d3705d (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - モヤシさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年6月4日 16時) (レス) id: ea8df4566c (このIDを非表示/違反報告)
モヤシ - 面白いです!更新頑張ってください! (2020年6月3日 15時) (レス) id: 6624aad145 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キナコ | 作成日時:2020年5月30日 11時