9話 ページ10
「...すげえな、量だけはどんなチート体力してやがんだ大樹テメー」
「ほんと、凄い」
大樹が大量に持ち帰ってきたキノコ類を千空は仕分けていく。
「ドクツルダケ!毒!ブナシメジ!食用!ベニテングダケ!毒!見るからにアウトだろこんなマリオのキノコみてえなのよ!ヨモギ!食用!トリカブト!」
「ふっ、誰殺すつもり?」
そして仕分けたキノコを3人は食べていく。
「うまい!!なんの味つけだこれはー!!」
「ただの塩だ海水から取った」
「人間、塩振れば大抵のものは食べれるからね。」
「塩漬けの保存食にも必須だし、原始人類最大の発明だな」
「ありがとう 2人とも!なにからなにまで俺は!考える工夫のできんぶん、気合と量でカバーしてみせる!」
「うおおおお逆サイド採集ーー!!」
「元気ねぇ彼」
「ククク、それが取り柄なんだよ」
「洞窟に行ってくる。」
「ん、いってらっしゃい」
しばらくするとツリーハウスへ2人が戻ってきた。
「つまり!ナントカ酸をかければ石が腐って復活するのか!?」
「そう単純なら苦労はしねえがな。」
「おかえり」
「ただいま!奏!」
3人は硝酸をかけたツバメをしばらく見ていた。しかし変化はない。
「既にアホほど試してんだよ。」
「手をかえ品をかえ、ね」
研究室の中にはたくさんのツバメの石像があった。
「そもそもファンタジーの領域だ。現状鉱物なのか?細胞なのか?」
「今となっては調べる機材もないしね」
「科学ではわからんこともこの世にはあるってことか...!」
「ククク、出・た・よその常套句。だから仮説と実験繰り返してんだろが!地道なもんだカガクは。酒さえあればな」
千空は続ける
「酒のアルコール つまりエタノールがありゃ 硝酸+エタノールでナイタール液が作れる。もろ工業用の腐食液だ。」
「今、なんて言った千空?」
「あ?ナイタールだよ_____」
「違うんじゃない?酒さえあればってとことか?」
「ああ!そこだ奏!もしやブドウってワインの.....」
「やるじゃない!」
「デカブツ!!」
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千ちゃん - とっても面白かったし、自分で名前を決められて凄かったです。👏🏻 (2023年4月19日 6時) (レス) @page19 id: 7eea639ecf (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - 火鉢さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月29日 18時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
火鉢 - 凄く好きです!更新頑張って下さいね! (2020年3月29日 18時) (レス) id: c1314e5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
声優2次元大好き!(プロフ) - tpgjdmpaaaさん» ご指摘ありがとうございます!外したつもりが、外れてなかったみたいです.... (2020年3月23日 20時) (レス) id: ab94ca0abd (このIDを非表示/違反報告)
tpgjdmpaaa(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよー (2020年3月23日 20時) (レス) id: c9af492563 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:声優2次元大好き! | 作成日時:2020年3月23日 16時