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あの後、椿に家まで送ってもらい、
家の中に入ると、見覚えのあるひとつの下駄が
私は急いで、その持ち主のいるだろう部屋へ走った。
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金「こら、Aさま！走ってはいけません！」
銀「お家元にまた怒られますよ！」
そんなメイドの金と銀の言葉を無視して、ひとつの襖の前に座った。
メイドといっても、彼女たちは何代も前からのお世話役でもうおばちゃんだ。
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A「お家元。Aでございます。」
父「また来たのか、…入れ。」
襖の奥に話しかけると入室の許可が出たので、ゆっくり襖を開けて、部屋に入った。
A「お久しぶりです。薫さん。」
あくまでもお家元の前なので、礼儀正しく挨拶をする。
多喜川「お久しぶりです。Aさん。」
それも彼は同じ。
父「毎度、すみませんなぁ。うちの娘がお世話をかけまして」
多喜川「いえいえ、私は彼女の生ける花は大好きですから。」
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哀羅(プロフ) - 続編製作？おめでとうございます！続編楽しみです！更新されたら真っ先にお気に入り登録します！！！ (2020年10月11日 8時) (
レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - お家元とが多喜川さんとの結婚を反対した理由、それに対して多喜川さんも判断は正しいと言ったのが気になる！更新、心待ちにしております。 (2020年10月9日 15時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 主ちゃんと多喜川さんの関係どーーなっちゃうのーーー？！気になりすぎます！！！え？多喜川さんが突き放した？私の予想の斜め上行きました！ (2020年10月5日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - こんにちは！多喜川様ファンとして本当に嬉しいです！ありがとうございます。更新楽しみにしてますね。 (2020年10月2日 20時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
可憐 - はじめまして！！多喜川さん大好きなで楽しく読ませていただき続きが早く見たいくらいです！頑張ってください (2020年9月30日 23時) (レス) id: 9d257f40bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たんこぶ
| 作成日時：2020年9月28日 10時
