探しています【鬼滅の刃】

弐拾参の型 ページ23

千寿郎「まさか…兄上が…。」



千寿郎君は、とてもショックを受けてる。


『そうだよ。柱があたしの妹を殺したの。』

間接的にだけどね。

千寿郎「僕は…兄上に罪を償って欲しいです。
間違った道に行ってほしくありません
海柱様…兄上の道を正してください。」



『大丈夫。あたしはそのつもり。』


なーんてね






道を正す？




もう遅いのに。



『じゃあ…私は蛇柱の大切な人…？を連れてくるから。』


アオイ「え？まだ昼ですよ？夜の方が良いのでは！」


アオイちゃんは、あたしを完璧に信用してくれてる



心配までしてくれる。



優しいんだよ。



あたし…貴女を拐ったんだよ？



『昼だからいいんだよ。』



鍵をかけるのは気が引ける。



だけど…



私が言ってるの。



私(信用なんかしないで)


ってね。





忠告ありがとーございまーす。








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そっと蛇柱の家に入る。




お風呂に入っているのか…。



居間には、鏑丸がいた。




鏑丸とはよく話す。



蛇だけど、私たちを信じてくれてる。



いつも悲しそうな目をしてた。







だから…




鏑丸「しゃーーー！(早く行くぞ)」



私たちの味方なの。




腕に巻き付けて屋敷を出る。



その辺で拾った白蛇の死体を置く。



鏑丸にそっくりなんだよね。



そして…血をかける。




まるで鏑丸が殺されたみたい。









.








.








『ただいまー。』


洞窟に入る。



ｼｭﾙｼｭﾙと鏑丸が降りていく。



アオイ「蛇柱の…蛇？」


『うん。私の味方。』




飼い主の似なくてよかったね。


きよ「白蛇ですね！」

なほ「あ！舌を出しました！」

すみ「可愛いです！」



カナヲ「可愛い…。」

千寿郎「仲間が増えましたね！」


皆が仲良くしてくれていて嬉しい。








一方その頃一般隊士



Ａ「聞いたか？蟲柱様の家の惨殺事件‼」

Ｂ「あぁ…知ってるぜ。継子とか働いてる子全員食べられてたんだろ？」






Ｃ「炎柱様の弟さんの話聞いたか？」

Ｄ「おう。家に帰ったら血だらけで居なかったんだってな‼
　 なんでも鬼に食べられたとか。」

Ｃ「怖いよな。」





Ｅ「ヤバイよ！蛇柱の首に巻いてる蛇が死んでたらしい‼血だらけで‼」

Ｆ「やばくね？蛇柱にそんなことするとかすげぇ！てか…」









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Ｆ「最近物騒な話ばかりだな…。」

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