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荒廃した渋谷に来てから色んな人に出会ったものの、誰一人と生き残ったものはいなかった。
幸いなことに、今日もまた私は生き残ることが出来た。
ここに来て1週間はたったのか？
いや、もう覚えてはいない。
最初は何がなんなのか分からずただ必死に生きようとした。
そして少しずつ分かってきたことは、ここは今際の国と呼ばれる場所、ここに来る前に花火を見た人が多数。
生死はげぇむによって決められる、ということだ。
そのげぇむに勝てばこの国に滞在できるビザを与えられる。そのビザが切れてしまえば、どこからとも無く空からレーザーが降り注ぎ死ぬ。
そんな漫画みたいな、と思ったがありえない事がこの目の前で何度も起きた。だから全ての事を受け入れるしかなかった。
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作者名：ゆゆたま | 作成日時：2023年5月11日 2時
