絆は糸のように【d！】 (ページ30)

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切れた糸28本目ページ30

rt「は？」

ky「ひ？」

『ふ』

us「へ？」

gt「ほ？」

us「おー揃った揃った
って違うだろ！」

取り敢えず2人に久し振りと声をかけると
なんか固まった
スゲェ、デジャブ

us「俺、夢でも見てんのか？」

rt「本物？」

『おん、本物』

rt「俺、幻覚見てるわ」

ky「じゃあ俺が叩いてやるよ」バチン

rt「痛っ！」

us「痛ぇ…夢じゃねぇのか？」

gt「あぁ…これは現実だ
ほらAしゃべって見ろよ」

『僕は鑑賞用の動物かなん？
まぁ、それは置いといて
何年ぶりかな…』

そう答えた瞬間レト君の目から大量に涙が零れていた。なんだろうドバーって感じのやつ

rt「このバカバカバカ！俺の代わりに身代わりになるようなことして！どれだけ…どれだけ…」

そう言いながら
ポカポカと殴ってくる

『…ごめんね』

rt「このばか！心配したんだから…
お願いだからもう自分を犠牲にはしないで…」

『……おん』

そんなことを言っていると
うっしーが近づいてきた

us「このドアホ…でもよかった抜け出せて
俺ら、ガッチさんが情報とかある人が教えてくれてやっとAに会えると思ったら
あんな事されてたって知って…」

『ごめん』

us「もうあんなことすんなよ」

僕は頷き周りを見るとやっと揃ったんだなと
十数年ぶりだなと実感する
こうして僕らは感動の再開？
を果たしたのでした。

？「よかったなキヨ達、また会えて」

え？この声…

ky「あぁ…協力してくれてありがとう
兄さん」

そうして影から
ゆっくり兄さんが出てきた

『なんで兄さんが…』

ni「この前、手紙で助けて貰ったって教えただろ？その助けてくれたのがそこに居る牛沢さん」

us「牛沢さんなんてやめてくださいよ
せめて牛沢とかで呼んでください」

ni「まぁ、よかったあの城から脱出できて
でも、心の傷はまだ癒えてないんだな…」

『僕、笑えてない？』

ni「少なくとも前よりはな」

gt「確かに…昔から結構笑う奴だったからな
俺らの影響だけど」

ky「さて話も変わるが、
Aさっきも言った通り
この国、T国の幹部にならないか」

『お前さ…当たり前だろ？
僕にとって君らは仲間で大切な奴なんだ
それに…まぁ良いや
じゃあ、またこれからよろしく』

us「おー！やっとtop5みたいになった！」

ky「top5って何だよw」

us「え？今作った」←

rt「やったぁ！また俺ら一緒に居られる！」

『そうだね』

わいわいと楽しそうな皆を見て
何故か胸の近くがあたたかく感じた