絆は糸のように【d！】 (ページ14)

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切れた糸１３本目【～過去の話～】ページ14

『おーい！○○君！○○！○○達の所行こ！』

？「ん？いいよ！」

？「お前らこういう時は元気だよな」

？「『○○うるさい！この騒音ネコ』」

？「誰が騒音ネコだ！お前だって鼻声だろ！」

？「ほら○○○やるよ！」ｺｿｯ

？「え？…せーの！」

「「『へ？ギャァァァ！』」」

今何が起きたかって？
落ちたんだよ落とし穴に
ん？何で落とし穴があるかって？
○○達の仕業だよ！

？「あ…やり過ぎた…」

？「ヤバいって！」

スッと逃げようとする○○○と○○○に
○○が足をつかんで

？「お前らも此方だよ！」

そう言って仕掛けた２人も落ちてくる

何時もこんな感じで遊んだり危なっかしい事してよく大人に気を付けなよと言われた

そんなある日だ
僕らは何時もどうり帰って夕御飯食べて寝るはずだったでもその日は…
僕らの村は戦火に焼かれていた

「何処だ！徹底的に探し出せ！
あの子供５人は残ってるはずだ」

「此方には居ません」

大人「だから言っておる
お前らが言っているそいつらは
此処には居ない！」

昔から僕ら５人は動きが身軽で頭もよく回っていて村の周りの森の敵兵は基本追い返すか気絶させて敵国に返していた

？「不味いって！
助けなきゃ！」

？「お前！むやみに行っても捕まるに決まってるだろ！」

？「じゃあどうするんだよ！
このまま見てろって？」

？「これ使ってみない？」

そう言って○○○は閃光弾を取り出した

『それ使える…何発ある？』

？「…５発だな今回だけなら足りると思う」

『じゃあ投げた瞬間僕と○○君で
ワイヤーで動きを出来るだけ封じよう』

？「同時に俺らは皆の縄を解く」

作戦を実行に移そうと
閃光弾を投げてただ走った
ワイヤーを握ってあちこちに引っ掻けたり絡めたりしてな
あらかた捕まえることは出来た

？「はぁ、はぁ…何とかなったな」

？「そうだな…」

『はぁ、はぁ…ってあれ？
さっき見回ってたガタイのいい男は？』

「「え？」」

「よく気づいたな、さてこいつはどうする？」

そう言って○○君の首にナイフを当てる

？「こいつ卑怯だ！」

「なに、殺すまではしないさ
お前ら4人の判断次第だがな

そうだな…１人俺らの軍に来い
一生俺らの国で戦ってもらう」

『…簡単に言えば君の国の戦闘兵器って事だろ？』

「ハッハッハ…よく分かったな
貴様頭の回転はお前が一番上か…
でもそろそろ決めてもらわないとな」カチャ

？「ﾋｯ」

「さてどうする？」

？「っ！畜生…」

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