プルソン・ソイの幼なじみ、です (ページ4)

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「あのね、僕は本当に君を心配し」

大声をだしそうになるソイ

『しー！

隠密の術を極めるんだから！こんなことで大きな声出してバレちゃダメだよ！！

それに、幼なじみだからってそんな心配しなくていいんだよ？

だって、私強いから！』

それに、私は貴方(プルソン)のSDだから

主(ソイ)にそんな心配されてちゃ、務まらない仕事だからね！

「あーーーもう！
君のその自信はどこから湧いてくんのさ。君は、僕のSDで、僕の幼なじみだけど…
その、あの、女の子なんだから、

ね？

男の僕が守られてばっかりは違うじゃん？ましてや、さっきみたいに自分も僕も狙われて大怪我も有り得る場合。

そういうときくらいはさ、僕に守らせてよ。」

『……』

「A？顔赤いけど」

はぁーーー！！？？？

何それ、カッコよすぎるんですけどーーーーー！！？？？

そりゃ、そんなこと言われりゃあ顔だって赤くなるよ！！

え、女の子扱いしてくれたって事？

饒舌なソイも好きだけど、ちょっと恥ずかしがってるのか、どもってるの可愛すぎだろーー！！！？？？

僕に守らせてよなんて！

そんな、そんなこと今まで言わなかったじゃん…

それによるギャップ萌え？？なんなのかわかんないけど、

え！！！？？？

なに、これ、脈アリ！！！？？？？？？

「Aーー？」

私の下に向けてる顔を覗き込んでくる

あざとい、私の主が可愛すぎる……

『………………なーに』

「いや、大丈夫？？

そろそろ、ここ(教室の隅)じゃなくて向こう行ったら？

1人で話してるヤバい奴だってここでも思われると思うけど」

『はーい』

返事をして、さっきの悪魔(ヒト)たちの方へ歩いてく

その途中でもソイのことを考えてる

やっぱり、好きだぁ〜

そう、先程の心の中で言った通り、私はソイが好き

めちゃくちゃ好き

SDと主として、幼なじみとして産まれた時から一緒だった私たち(男女)

恋しないわけないでしょー！？？？