死ねないあの子は松下村塾に【銀魂】【虚・吉田松陽】

結晶が92個 ページ44

Aside






あれからというもの

みんなは前と変わらずに接してくれた



でも私は

奈落
と
松下村塾

の狭間にいる....




此処でなにかすれば、

ただですまない.......



奈落への任務報告で、

『松下村塾は無害だ。』

と、書いたとしても
上はそんなことどうでもいい様に、
命令をするだろう....


私には、何も力がない....


あるとしたら


不死の力と

夜兎の力....



私は無力。





こうして、監視の任務報告を


鴉にゆあえて飛ばす



あの鴉は、いつ奈落に着くかは分からないが
多分3日程で着くだろう




松「A〜 。みんなで散歩に行きましょー。」


「はーい。」









分かってたつもりだ





いつかは

いつかは、離れてしまうことを.......




私が表に出ようとした時

銀時たちは無視していたが

ある旅人が松下村塾の前に立ち尽くしていた


松陽も隣を通ったが

銀時たちに夢中で無視してしまった.....





あぁ........



時間切れだ






「お、朧..........」


この声は

誰の耳にも届かずに消えていった....









朧「お前の任務は終了だ」

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