死ねないあの子は奈落の子【銀魂】【虚・吉田松陽】

結晶が40個 ページ41

Aside







？？｢無駄だ！やめろ！｣




｢やめない！！｣



？？｢なぜ！｣



｢あなたを助けたいから！｣




？？｢んな事...........｣




？？｢そんなこと、あなたには関係ないだろ！それに、私と、あなたは初めてあった｣




｢ええ...初めてあった......でも、私は、初めてじゃない。｣



？？｢何を......言って...........｣





｢私は、あなたに助けてもらいました！だから、次は私が助ける番！｣



？？｢意味が分からない....狂ったのか？｣




｢信じて貰えないと思うけど...私は、これからのあなたにあった......未来のあなたに！｣




？？｢未来の私？｣




｢ええ......ここにいるあなたがいなきゃ、これから私はあなたに会えない！だから、今のうちにでも、ここを壊して...助ける！｣




？？｢......やめなさい｣



｢いやだ...｣


？？｢やめなさい｣


｢やだ！｣



？？｢やめろ！｣



｢ビクッ！｣




私は、檻から手を離した



手から血が出でるが


今は気にしない






？？｢あなたはこれからの私を知っているんですね...分かりました...いつかここを出ます｣


｢いつかってどのぐらいなんですか！？｣


？？｢それは、私にも分かりません......ですが、やることが見つかりました｣


｢え？｣





？？｢もしかしたら忘れてしまうかも知れませんが......ね｣



｢え？意味が分からないのですが......｣




？？｢うつろ｣




｢え？！｣



うつろ｢私の、名前のようなものです。あなたの名は？｣



｢......A、Aです！｣




うつろ｢そうですか......Aいい名前ですね...｣


｢ええ(未来のあなたに付けてもらったっていえない！！)｣





うつろ｢A、私は必ずあなたを探し見つけます。それまで、待っててください。｣




｢......｣


言いたい言葉があったのに

急に何も言えなくなった


そして目の前が暗転した




暗転する前に見えた......


うつろの笑顔





そして




これが最後の




私が見る夢



いや、







虚様の過去







それを知るのは






ご本人に会うまで

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