【及川徹】ずっとずっと昔の話【黒尾鉄郎】 (ページ4)

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さんページ4

黒尾said

黒尾「こらケンメｪｱ！いつまで寝てる！！お香ちゃん怒ってんぞ！！」

孤爪「うるさい黒猫……もうちょっと……」

黒尾「感染ってる！！黒猫呼び感染ってるよ研磨！！」

孤爪「今何時……」

黒尾「7時36分だよ！あ、37分になった！！」

今ならまだ間に合うぞ！俺が背負ってけば！！

と言おうとした時だ

孤爪「俺遅刻するってAに言っといて…」

黒尾「いや諦めるの早すぎかよ！！って寝てるし！！もう遅刻確定だぞ研磨ァ！！！」

俺は宙を仰いだ

しばらくして俺の携帯に電話がかかった

黒尾「はいもしもし」

貴女『まだか黒猫と三毛猫……』

黒尾「ヒィッ！！」

ドスの効いた声が耳元で響いた

黒尾「研磨が起きねぇんだよ、どうすりゃいい」

貴女『……ちょっとカメラにして研磨さん映してください。あ、彼にも私が見えるようにしてくださいね。夜久さん研磨さんのゲーム機の写真持ってます？』

夜久『はいよ』

黒尾「何でもってんの…」

貴女『ありがとうございます。スピーカーにしろ黒猫』

黒尾「はい」

貴女『……研磨さーん、起きてくださーい。貴方のゲーム機と朝御飯が人質になってますよー。いいんですかー？』

孤爪「…！？」

貴女『朝御飯は虎とシャムの餌に。ゲーム機は私の握力の餌食になりますがいいんですね…？？』

福永『味噌汁おかわりいいですか((ﾎﾞｿｯ』

山本『アップルパイください！！』

夜久『待ってお香！ミシミシいってる！！ゲーム機めっちゃミシミシいってるよ！！！』

海『わぁ凄いね握力いくつ？』

貴女『右51の左50』

孤爪「待って！すぐ行くから待って！！」

研磨が今まで見たことないスピードで準備し始めた

え、こいつこんなに早く出来んの？？

貴女『黒尾さん、研磨さんにバレずにゲーム機そっと持ってきてください』

黒尾「あいよ」

正直アイツのやることは怖い

でもその後後悔したことはないから

俺らはアイツを心から信用している

黒尾「ってあれ！？研磨さん！？もう出たの早くね！！？」

そして俺は研磨に置いていかれた