じゅうよん ページ15
貴女「あのすみません」
？「えっ、速っ」
？「何で追いついてんのこの人」
貴女「だいぶ失礼ですね貴方達」
ジャージを見て気づいた
貴女「青葉城西の人ですね、バランスがよく県でもトップ4に入る強豪校」
？「おっ、知ってんのか？」
貴女「バレー部のマネですから」
？「じゃあ俺のことも知ってるかな！！」
先頭から来たのは茶髪の見覚えのある顔だった
彼はこんなキャラになってしまったのか…
貴女「残念です…」
？「はい！？」
？「アッハハ！！ざまぁみろｗｗ」
貴女「あ、岩泉さんお久しぶりですね」
？「……お？」
？「久しぶり？」
そうか彼らは覚えていないのか
時の流れとは残酷ですね
なんて感じのことを思ってみる
貴女「ちなみに及川さんもお久しぶりですよ」
？「え？」
貴女「改めて、音駒高校男子バレー部マネの蓬香Aと言います」
？「……？……あーーー！！！」
？「ちょ、岩泉煩い」
岩泉「お前Aかぁ！！」
貴女「そうです」
及川「嘘……でしょ」
松川「俺松川っていうの。蓬香と阿吽の関係って？」
貴女「阿吽と呼ばれてるんですね。元ご近所さん兼幼稚園一緒の友達ですかね」
花巻「へー！あ、俺花巻！」
花巻さんと松川さんを筆頭に部員が自己紹介をしていく
青城は大きい人が多いですねぇ…
岩泉「おい及川何やってんだよ」
及川「…ほんとにA…ちゃんなの？」
貴女「えぇそうですよ、大きくなりましたね2人共」
及川「な、何でここに…」
貴女「明日烏野高校と練習試合があるので遠征できたんです」
国見「どこから？」
貴女「東京です」
金田一「通っ！でも蓬香マネ1年って辛くないのか？」
貴女「私こんなんですけど3年ですよ」
国金「「！？」」
貴女「まぁ敬語ですからね、気軽に話してください」
っと、聞きたいことを忘れる所でした
帰るところの住所を聞かねば
貴女「及川さん……って何でそんな死にそうな顔してるんですか、熱ですか？」
及川「っ！！」
貴女「あ…すみません、つい」
熱かと思って顔の方に手を伸ばしたら避けられてしまった
確かに嫌だよな、と思って手を引いた
及川「い、いや！ご、ごめ「A〜！！」え？？？」
黒尾「どこいってたのお香ちゃん！ってこの人達は？」
貴女「青城バレー部の皆さんです、お世話になりました」
黒尾「帰るぞA！離れんなよ！」
貴女「はいはい…不安なら手繋ぎます？」
黒尾「繋ぐ！！」
何故彼の耳は赤いのか…
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