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ミツバ篇8 ページ8

私たちが現場に着いた頃、私の携帯のコール音が鳴った。

『もしもしッ?旦那どうしたの?…え?ミツバ姉が?…分かった。』

煙をふかしながらどうしたと聞いてくる副長。

『副長。今すぐミツバ姉の所いってやってください。あんたがいるべき所はここじゃないはずでしょ。…もう、本当に長くないって…』

私が泣いたらだめなのは分かってる。分かってるけど溢れ出てきて止まらない。

「フン。俺が薄情だとでもいうつもりか?そうでもねーだろ。」

てめぇの嫁さんが死にかけてるってのに、こんな所で商売にいそしんでる旦那もいるってんだからよォ。

って、これ副長だいぶご立腹だな。
この副長はザキでも私にでも止められないな。


『はぁ。ザキ…。もう戻れないよ。私たちもやるしか無い。』

「そうですね。それよりその涙はやく拭いてください。」



本当は、まだ私が正しい行動をしているか自信が無い。
でも。
ミツバ姉には本当の意味で幸せになってもらいたいから。

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作者名:サメハル | 作成日時:2023年1月9日 16時

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