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ミツバ篇2 ページ2

場所は変わってバトルロイヤルホスト。

『ぷくくくくく。見た?ねぇ見た?』
「見たみたッ。僕だってよ僕ックックック」

もう耐えられないってッ
ミツバ姉といる時の総悟はホント私のツボでしかない

『あ、やべ。おいコラ総悟!?店でバズーカはヤバいだr』

ドッカーーーーーーーーン

デジャブう…

『もうイヤだ。助けてミツバ姉ぇ…私総悟とこれ以上生きていけないよ』

ここまで来たら腹いせになんか奢ってもらお

「うるせィ。誰がお前なんかと今生過ごすって決めたんでさァ」
「こら。そうちゃん。お友達は大切にしなさいって言われたでしょ!」

総悟の隣の席は命が何個あっても足りないからミツバ姉の隣に腰を下ろす。
こいつァ友達じゃねェとかブツブツ言ってる総悟は放っておいて、私の好物のみかんアイスを頼む。

「それじゃぁ、そうちゃん。悩み事を相談出来るお友達、ちゃんと居るの?いつかは彼女だって紹介して貰いたいのよ?」

ブーーーッ
ビックリして飲んでた水吐いちゃったじゃん

『ミツバ姉ー?!コイツに彼女なんて一生出来ませんよ』

プププッ
考えただけでお腹痛い涙出てくるわ

「そうねぇ、そうちゃん思いを寄せる子はちっちゃい頃からずっと居るのにホント意気地無しなんだから〜」

と爆弾投下するミツバ姉は楽しそうに笑ってる。

「ちょっ、お姉ちゃん!それは今する話じゃないですよ!」

前には柄にもなく焦ってる総悟。
好きな人居るの?初耳なんだけど。しかもちっちゃい頃からって…
なんか。なんでこんな複雑気持ちになるんだろ。

ボーっとしていたのか
気づいた時には私の前に万事屋の旦那が座っていた。

まって大親友の坂田銀時さん?!

はぁ。チョコレートパフェで釣れる旦那はほんと扱いやすいと思うよ。

でもさすがにタバスコパフェは可哀想だったな。



『旦那。今ものすごく総悟殴りたい気分なんだけど。有るよね。そういう日も。』
「あァ。つかそういう日しかないよな。ほんと銀さんの優しさもうちったァ大事にして欲しいもんだわ。」

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作者名:サメハル | 作成日時:2023年1月9日 16時

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