３２話目 ページ33
莉犬Side
俺も無事ケガが治り、退院して、今は元気にライブの練習中です！
と言いたいけど、Aがいなくてかなりしょげています。
ななもり「元気出してやってこ。」
ジェル「Aのこと、信じてやろうや。」
さとみ「あいつは、そんなに弱い奴じゃねーよ。」
俺たち子供組を慰める大人組。
あれからAくんは音沙汰なし。
もうすぐ一ヶ月が経つんだよ。
練習場で大好きになればいいんじゃない？の振り確認をしていると、後ろのドアがガチャッと開き、ずっと待っていた人の声が聞こえた。
「おまえら、元気ねーんじゃねーの？何しょげた面してんだよ。」
俺たちは、一斉に振り向き曲の途中にも関わらずそいつに走り寄った。
莉犬「A！」
るぅと「おかえりなさい！」
ころん「連絡しろよ！」
さとみ「もう、大丈夫なのか？」
ジェル「解決したんか？」
ななもり「お父さんは？」
A「ただいま。迷惑かけたな。」
Aは前よりさらに痩せていた。
ちゃんと食べれてなかったのかな？
Aはフッと真剣な顔になり俺たちを見た。
A「スゲー、大事な話がある。」
俺たちはAに会議室に促された。
脱退とか、言わないよね？いろんなことが頭に浮かんだ。
A「しばらく、__を__しようと思う。」
…え？
ころん「ウソ…。」
A「ウソじゃねー。」
Aは申し訳なさそうにころんの頭を撫でる。
A「一回父の__を___、過去にピリオドをうてたら______と思ってるんだ。」
さとみ「___…くる？」
珍しくさとみくんも弱々しい。それだけAが大事なんだ。
A「わからない。けど、いつか絶対______から、_____という形にしようと思ったんだ。」
Aが_____なんて嫌だよ…。ねぇ、A、ウソって言って。
A「ゴメンな、最初っから最後まで心配かけて。」
ジェル「Aが悩んだ末に出した答えや。俺はそれを否定はせんよ。」
そうだよな、Aが俺たちのためにも選んでくれた答えなんだ。否定しちゃいけないんだ。
けど、やっぱり苦しいよ。
…Aが悩んでたときは、今の俺より苦しかったのかな？
A「ライブが終わったら、すぐにユーチューブで生放送を初めてお知らせしようと思ってる。あと２ヶ月、よろしくな。」
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瑠李(プロフ) - 面白いです！続きが気になっています！更新待っています！頑張ってください！応援してます！ (2020年5月27日 1時) (
レス) id: 3c01cb7537 (このIDを非表示/違反報告)
紫闇 - 面白いです！続きが気になって仕方ない！ツキくんがいたらすとぷりはもっと輝ける気がする位面白いです！ (2020年5月25日 21時) (レス) id: 34aa09820f (このIDを非表示/違反報告)
星月_hosituki_ - 面白いです…！更新待ってます…！！作者さん、涙が出てきたんですけど…。そして本当にすとぷりにツキくんいたら面白いだろうな。って思いましたね(( (2020年5月23日 15時) (レス) id: d71fa0da5d (このIDを非表示/違反報告)
悠 - この作品、好きです！これからも頑張ってください！ (2020年5月23日 13時) (レス) id: 6bf186c507 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごい面白い作品ですね！更新これからも楽しみにしてます！ (2020年5月22日 20時) (レス) id: d922fa5f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫 | 作成日時：2020年5月12日 11時
