胡蝶姉妹の長女 恋

片羽４２ ページ45

大きな音が鳴った








私は急いで童磨さんの処へ行く




『しのぶ、待っててね』







猪？がいる．．．え？被り物かな






『童磨さん．．．あの子って』



「面白い子が来たねぇ―ランは、何にも心配しないでいいよ」




童磨さんは、余裕の表情を浮かべる





『私も戦います...』



体の一部が蝶となる





『血鬼術 毒蝶霊舞』





猪の子と、カナヲに大量の毒蝶が行く





「なんだ！この蝶？」



「猪之助！この蝶に触らないで！毒があるの」





２人とも呼吸で毒蝶を潰している








『血鬼術 愛蝶精霊』






私だけ見える大きな蝶の守り盾





童磨さんが猪の被り物をあの子から奪っていた






綺麗な顔をした美男子だった






顔と体が合ってないよ





『可愛らしいお顔ですね...』




「君...あったことあるよね？」








どうやら、童磨さんは美男子な子と面識があるみたい...






どういう関係なのかな？

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