胡蝶姉妹の長女 恋

片羽３８ ページ41

『童磨さんっ！！』






嫌だ、嫌だ





私からもう、奪わないで






「ラン...大丈夫だよ...」





童磨さんは、毒が効かなかった





『ど、童磨さん...よかった』




しのぶ、私の作った毒で殺そうとしていたのね





『童磨さんは、私の実験体だったからね...




毒なら耐性ついているわ』





...





誰かが近づいてきている、






「ランーー、この子食べていいのぉ？」




『しのぶは、私が食べるので童磨さんはあとの子をあげますよ』






童磨さんとしのぶが降りてきた







しのぶは、もうすぐ死ぬ





「俺、女しか食べないよー？男だったらしのぶちゃんを頂戴ね」


『大丈夫ですよ』







ドンッ



「師範っ！」








カナヲの顔は、私達をみて絶望へと変わっていった







「ど、どうして...貴方がここに...？」

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