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��-3 ページ4

少し見惚れて反応が遅れる。



「あぁ、あのね、」





瞬間聴こえる、君が代。






「……。」




「……。」








ぷっ、と2人で吹き出した。




こんなベストタイミングで掛けてくるやつ1人だろ。




「若武じゃない？」



やっぱりそう思うよね。





ズボンのポケットから取り出した携帯の画面を2人で見るとやはり




『若武様』




の文字。



またもや、アーヤ大笑い。




「当たりだし様付けって…！」




別に平伏すつもりは微塵もないけど、俺様誰様若武様とか言い出しそうじゃん？




未だ鳴り止まない携帯の画面をスライドして耳に当てる。

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作者名：満粒 青 | 作成日時：2017年10月23日 10時

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