【2】烏野高校のマネージャー！！

story67 ページ24

『げっ、及川先輩からのLINEが
めっちゃたまってる』


こんなに送られたらめんどくさいな


『しつこいですって送ろうかな』


いや、仮にも先輩なんだからそんなこと
いうのは失礼かな


ていうか今気づいたけど
私のこと好きなんだっけ？



他の人にも好かれてるけど
このままで良いのかな


なんか、キープしてるみたいで嫌だな


皆は友達、先輩として好きだけど
異性としてじゃないし
はやく好きじゃないから諦めてって
いったほうがいいよね


『うん、そうしよう。じゃないと
皆が次の恋愛に進まないし』


手に持っていたスマホから
LINEを開いて、及川先輩の文字を
タップする



『こういうのってLINEじゃないほうが
いいのかな。電話？いやいや、言いづらい』



なんて打とうかな


-----5分後



画面にうつるのは

及川先輩の好意はありがたいです
でも、私は先輩のことが好きじゃないので
このまま変な関係のままなのも嫌なので
諦めてください。



『堅苦しいかな』


正直にいうと、あんなイケメンさんに
好かれて嫌な人はいない



でも好意をほったらかしにするのは
いけないことだと思う



送信ボタンを押すと
すぐに既読がつく


『はやっ、なんか緊張するな』



すると返信が返ってきた


そこには


諦めきれないからチャンスくれない？
今度の日曜日がオフだから
2人で遊びに行きたい。
それでも気持ちが変わらなかったら
諦めるから、おねがい



『どうしよう。遊ぶくらいならいいかな』


これで諦めてくれるなら



わかりましたの文字を打ち送信した


『他の人にも言わないと』



まずは及川先輩と遊んでからでいいかと
思い、そのままスマホをポッケにしまった


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in青葉城西


松「及川さーん？ずいぶんと
粘り強いですわねぇ」


及川のLINEを覗き込む松川


花「あのチャラチャラ及川さんが
あの子のことだけでこんなに
必死になるなんてねぇ」


及「まっつん！まっきー！その口調
やめてくれる！？」


岩「まぁ、頑張れよ」


及「バレーには影響出さないから
心配しないでね」


すると3人は一瞬ポカンとしてから



花松岩「「「そんなこと心配してねぇよ」」」


及「…信頼されてるなぁ。俺」


岩「うぜぇ」


及「ひどいっ！」

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