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昂秀side
彰吾「カレー食べたい」
やましょうさんのその言葉でリハ終わりに外食してた
店を出た時刻はまだ20時頃で、
これからどうする？みたいな事を話しながら
てくてくと人気のない裏道を歩いていた。
彰吾「雨降ってるしなあ」
昂秀「いやぁ〜帰ってゲームですかねえ」
彰吾「じゃn………………ん？」
俺が持ってたのは透明傘だったから、顔を上げて傘越しに見える暗い空を見つめていたら、急に立ち止まったやましょうさん。
昂秀「ん？」
彰吾「お嬢がおるんやけど」
昂秀「お嬢？貴族ですか？は？」
彰吾「いや俺らの。」
お得意の妄想か、なんて呑気に思いながらずっと空を見ていれば、前見ろ、って言われたから見てみれば
昂秀「…… お嬢だ。」
彰吾「じゃろ？」
ずぶ濡れの
いやいやいや、このアホの家からここまでって結構距離あるくね？
てかなんで傘差してねえの？
彰吾「A？で合ってる？」
はてなしか浮かばない俺とは他所にしゃがみこんでるお嬢に駆け寄り、やましょうさんも屈んだ
彰吾「あ、やっぱり。何してんの？」
『…… 結局ひとりになれないじゃん、』
彰吾「ん？」
『わたしやめます。ぜんぶ。』
昂秀「は？」
『ぜんぶやめたくなったんで、ランペもやめますね』
ずぶ濡れのAは俺たちお構い無しに、呪文のように呟いてる
彰吾「っぉわ!!?」
と思いきややましょうさん目掛けて倒れてきた
やましょうさんからちょろちょろ覗く顔は、赤くて、息が上がってて、
昂秀「完全熱出てますね」
彰吾「あっついわあ…」
.
彰吾「…誰の家がここから近いっけ」
昂秀「あー…健太さん、っすね」
彰吾「よりによってアイツか… まあええわ。連れてこう」
昂秀「壱馬さんに連絡入れときましょうか」
彰吾「……いや、やめとこ。今は。」
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rii(プロフ) - めちゃくちゃ涙しました泣 最初に悲しいお話ですって書いてあったのでもうらんぺいじに戻れないのかな、このままいなくなっちゃうのかな、って不安でたまりませんでしたが良かったです、、最後。お話上手で感情移入しすぎてずっと泣いてました笑 (2021年3月26日 20時) (
レス) id: 22c06d6a15 (このIDを非表示/違反報告)
rampageのトリコ - 涙が出ました。 (2020年12月24日 13時) (レス) id: 73ebbd5af4 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - もう、やばすぎました。涙目止まりませんでした。 (2020年9月1日 0時) (レス) id: d7a4fb41b5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 私思うのです！毎回すごくいい話を読ませていただいてるのに、なぜ評価は一度しか出来ないのか！毎回すごく楽しみにしてます！楽しみにしてます！(大事なことなので2回) (2020年8月3日 22時) (レス) id: 3a0286c876 (このIDを非表示/違反報告)
ほくぶー(プロフ) - 健太さぁぁぁぁぁん！！すき！！健太との絡みもっと待ってます！更新頑張ってください！ (2020年7月29日 1時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏都
| 作成日時：2020年5月11日 21時
