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向かった先は花屋。
プロポーズする時に指輪と一緒にあげようと前から考えていた。
早すぎると言われればそうかもしれないが、絶対に成功させるためにも先に予約をしておきたかった。

花屋のことはあの日、宮村に相談した中のひとつに入っていた。どこの花屋がいいのか相談していたのである。もちろん、あいつはそう言うことにも詳しく何件か教えてくれた。
その教えてくれた花屋をこの1週間のうちに調べ、このお店に決めたのである。

ドアを開けると カランコロン と心地よいドアベルの音が俺を出迎えた。
花屋特有の匂いが俺の鼻を掠める。

「いらっしゃいませ。」

ゆったりとした暖かい口調の店員のお姉さんが奥から出てきた。

「今日はどうなさいましたか?」

ut「あ、えと…。」

実は生まれてこの方、女性に花を送るのは初めてなのである。今までAと付き合うまでは女遊びの絶えなかった俺だが、女性に花束を送ったことはなかった。そのため、今回、花屋に入るのは初めてで少し緊張しているのである。

「ふふ、彼女さんか、奥さんにお花を贈るんですか?」

ut「はい…、そうです。」

俺が緊張しているとわかったのだろう。花屋のお姉さんから聞いてきてくれた。
ええ、店員さんや…。

「いつ贈られますか?」

ut「あ、プロポーズで恋人に贈りたくて…。」

いざ言葉にすると少し恥ずかしい…。段々と顔が赤くなってきたのが分かった。

「わぁ、素敵ですね!それでしたら、こんなイメージがいいとか、こんな色にしたい、花にしたいなど何かご要望はありますか?」

ut「えと、そうゆうのに疎くて…。すみません…。」

「いえいえ、大丈夫ですよ。ここに来る方は大抵のお方がそうですから。」

ut「あ、そうなんですか。」

正直に言うと心配していた。自分はあまり花や、花言葉などを知らなかったため、不安だった。
すると花屋のお姉さんがこんな提案をしてくれた。

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まる(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます。今回のお話も楽しんでいただけるよう精一杯書かせていただきます。これからもこの作品をよろしくお願い致します! (2020年4月7日 10時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 新作嬉しいです!今回のut先生のやってしまったも楽しみにしています(^^)更新応援しています!!♪(v^_^)v (2020年4月6日 21時) (レス) id: 52fb869063 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2020年4月6日 20時

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