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既に2枚分予約してあったチケットを受付で渡してから館内へと入った。
『あ、チケット代…。』
ut「ええよ別に。この前のお詫びってことで今日は払わせてぇや。」
『でもっ ut「Aは男として俺をたたせてくれへんのか…。俺、悲しいわぁ。」 んふ。…ばか。ありがとう。』
ut「ん。それでええ!」
自分でも思ってしまうほどの大根役者っぷり。だけどAが笑ってくれたからいいとしよう。
そして、最初の水槽からゆっくりと見ていく。
あぁ、ここはこんな感じやったや。と初めての時に見れなかった魚たちをAと話しながら見ていく。
その間にも『あ、ここ前より水槽大きくなってるね!』、『この魚なんか鬱に似してるw』と子供のような反応で楽しみながら見て回っていた。
しばらくするとクラゲがゆったりと幻想的に泳ぐ大水槽にやってきた。
ここは覚えてる。Aの反応が1番良かったところだから。前はこんなにでかい水槽やなかったけど綺麗だった。
『ねぇ、鬱知ってる?クラゲって自分で泳いでるんやなくて、ただ水流に流されてるだけなんやって。』
ut「え、そうなん!?」
この歳になってクラゲの新しい事実を知った。
こいつ、ただ流されてるだけでチヤホヤされるんか!!けっ!
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まる(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます。今回のお話も楽しんでいただけるよう精一杯書かせていただきます。これからもこの作品をよろしくお願い致します! (2020年4月7日 10時) (レス) id: 2297f03d9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 新作嬉しいです!今回のut先生のやってしまったも楽しみにしています(^^)更新応援しています!!♪(v^_^)v (2020年4月6日 21時) (レス) id: 52fb869063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2020年4月6日 20時