おい、転校生来るってよ【stpr学園】

おい、転校生来るってよ【1】 ページ3

さとみ｢おいみんな聞いたか？


転校生来るってよ！｣


教室に入ってきたさとみ君は嬉しそうにみんなにそう言った。


ジェル｢え、マジで？｣


私こと遠井あかねと話していたジェルは1番に反応した。


るぅと｢男？女？｣


生徒会長のるぅとくんは性別が気になるらしい。


ころん｢可愛い？カッコイイ？｣


生徒会所属のころんくんは雰囲気が気になるらしい。


遠井｢ねぇみんな、そろそろ先生来るんじゃ…｣


ずっと騒いでいるみんなに私が声をかける。


ななもり｢そうだよみんな、気になるかもしれないけど今は座って待とうよ｣


莉犬｢楽しみだね〜｣


なーくんことななもりくんと莉犬くんはそう言って席に着いた。


それに続くみんな。


先生が教室に入ってきて、いつもの様に挨拶をした。


先生｢では今日は転校生を紹介します


入ってきて〜｣


教室の戸が開き、入ってきたのは2人。


1人は女の子っぽい顔立ち、もう1人は中性的。


そしてなんと2人ともスラックスを着用していた。


2人はチョークを手に取り、黒板に名前を書く。


透真｢無色透真です！｣


由奈｢……雷道…由奈です……｣


午前の授業はあっという間に感じた。


そんなわけで今は昼休み。


サタン｢おい遠井｣


ななもり｢ねぇ遠井さん｣


同時に話しかけてきた2人。


遠井｢意外な組み合わせだな…


どうしたの2人とも？｣


サタン｢雷道とかいう転校生と話がしたい


どう話しかけたらいいのか教えろ｣


ななもり｢え、サタンくんも？


僕は無色さんと話がしたくて…｣


遠井｢へぇ、サタンが人と話したいなんていつぶり？


まぁとりあえず趣味聞くとか、色々話せることはあるかも｣


ななもり｢なるほど、ありがとう遠井さん｣


サタン｢やはり胸はないがその辺はわかるんだな｣


遠井｢は？お前シメるぞ｣


サタン｢ごめんなさい｣


そんなわけで2人はそれぞれ転校生の所へ行った。

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