※この後、嘆き悲しむ声がしました ページ2
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その頃雄英高校では…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
相「…突然だが、他校との合宿が決まっt」
「「「「ガッポォォォォイ!!!」」」」
雄英高校1-A組の二十人程しかいない教室内に一部の生徒達の嬉しそうな声が響く
自身の担任教師に睨まれて瞬時に静かになるが、少なくとも喜んでいるのは皆同じようだった
相「喜んでいる所悪いが、合宿先に行けるのは教師を除いた八名だけだ」
本当は八名
飯「はい！相澤先生！！」
相「なんだ」
このクラスの学級委員長こと
飯「いくつか質問が或るのですが、よろしいでしょうか！！」
相「…答えられる限りは答える」
何だか曖昧に濁した返答をした自身の担任教師に
飯「では何故！今この時期なのでしょうか！！」
そう…今は仮免試験が終わったばかりで、一部の生徒に関してはちょっと…いや、かなり大事な時期なのだ
特に仮免試験に落ちてしまった爆豪勝己と轟焦凍の二名は
相「申し訳ないが…俺も知らん。何せ、急に決まった事でな」
正直…雄英高校に教師として来ているヒーロー達も疑問だった
もちろん、【イレイザーヘッド】こと
飯「何故！八名しか合宿先に行けないのでしょうか！！」
相「合宿先に指定している寮の部屋で、使える部屋があまり無いそうだ」
爆豪勝己の幼馴染みである
相「
世間体良くって言っちゃうんだ…
合宿と言っても、内容としては…合宿とは思えないプランだった
何せ大半が【他校の生徒と交流する！】しかないのだ
相澤は自身の校長からこの書類を渡された時、「何ですか、このふざけた合宿は」と口走って隣に立っていた同級生に爆笑された
相「あぁ…あと正確には泊まれるのは八名だけだ」
「「「「と…言う事は!!??」」」」
相「一応全員参加は出来る」
教室内に喜ぶ声が溢れる中、ポツリと追加情報を伝えた
相「寮に泊まれる八名だが、学力等関係なく選別されるからな」
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作者名：水泳進化人 | 作成日時：2021年8月17日 14時
