メンテナンス�� 1set(緑さんと紫さん) ページ19
ふたりでの雑誌撮影の仕事
まーの様子がおかしかった
あれはきっと 風邪引きの前兆
このところ何かに悩んで
ストレスを溜めてる気がするんだ
まーのことだ 聞いたところで
素直に話してくれるとも思えない
だからってこのまま放っておくわけにもいかず
仕事終わり
まーの自宅におしかけてやった
おそらく俺だとわかって
居留守を使おうとしているんだろ？
そんなことで諦める 潤様だと思ってるのか？
五回目のインターフォンを鳴らす
『……はい』
やっと出たまーの声は 少し掠れていた
「俺だよ 俺 松本潤！」
『…うん』
まったく覇気のない返答
こりゃ 本格的にダメだな
「“うん”じゃねぇよ
そっち行くから開けろよ」
『え？ なんで？』
ここまで待たせて まだごねる まー
おそらく
俺に風邪をうつしたくないんだろう
「“なんで？” だ？
わかってんだろ？さっさと開けろっ」
今のまーには このくらい強気に出ないと
自宅には上げてくれない
しばらく間があって
エントランスの扉が開く
やっと観念したらしい
自宅前のチャイムを鳴らすと
無理やり笑顔を張り付け
青白い顔をしたまーが 出迎えてくれた
「ごめん 寝てたから気がつかなくて…
どうしたの？」
「どうかしたのは まーだろ！上がるぞ」
本当に寝ていたのだろう
スウェット姿のまー
普段の服装では わからなかったが
なんだか痩せたみたいだ
どうぞと促してくれるその後ろ姿が
いつもより小さく見える
俺にソファーに掛けるようすすめて
自分はキッチンへ入っていく
「とりあえずコーヒーでもいれようか？
あ ビールのほうがいい？
ちょっと待っててね……」
あのな どこにそんな青白い顔したヤツに
もてなされたいヤツがいる？
俺はすすめられたソファーに
荷物だけを置くと 通り越して
キッチンへとヅカヅカ入っていった
そして冷蔵庫を開けようとしていた
まーの腕をつかんだ
ナンだよ しっかり熱出てんじゃんか
つかんだその腕は熱くて
驚いて見開いたその瞳は
水分を含んで潤んでいた
俺はつかんだ腕をそのまま冷蔵庫へ押し付け
壁ドンならぬ 冷蔵庫ドンをして
まーの額と俺の額をくっつける
瞬間で まーの額の熱さがわかる
少し荒くリズムの早い
まーの吐息も熱を帯びている
まーは なにしてんの？なんて笑いながら
俺を押し退ける
「じゅんくん 離れた方がいいよ
うつっちゃうとこまるからさ…」
それを聞いたとたん
俺の頭の中で何かが爆発した
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43(プロフ) - 読んでくださった皆様、ありがとうございました。「おげんきですか?」公開しようかやめようか…相当悩みました。でもあいたいんだもん…。不快な思いをされた方もいたかもしれません。申し訳ありません。いつかの再開を願って………。 (2021年3月14日 21時) (
レス) id: eb8e95ff3b (このIDを非表示/違反報告)
43(プロフ) - 読んでくださった皆様、ありがとうございます。にのちゃんの白いシリーズ、やっとこさ書き上がりました。自分で縛りを作ったクセに書けない…苦戦しました(>д<*) (2020年5月5日 0時) (レス) id: eb8e95ff3b (このIDを非表示/違反報告)
43(プロフ) - イェーイ(A担)さん» イェーイ(A担)さん嬉しいお言葉ありがとうございます！なかなかの亀更新で申し訳ありませんm(_ _)m今後も引き続き楽しんで頂けるよう、“頑張って”とまぁくん達に伝えておきます。(彼等がヤル気になってくれないと文字に起こせないのでw)ありがとうございました！ (2020年3月18日 6時) (レス) id: eb8e95ff3b (このIDを非表示/違反報告)
イェーイ(A担) - いつも見てます^ ^更新まだかなぁと、思っていつも楽しみにしてます^ ^ (2020年3月18日 3時) (レス) id: 758b98fb6a (このIDを非表示/違反報告)
43(プロフ) - 読んでくださった皆様。ありがとうございます。“白い息”と“白いカケラ”を書いた時は、何も考えていなかったのですが“白い”二つ目だな…なんて思って。“白い”シリーズ書きました。あとはニノちゃん。頑張るぞ！ (2020年3月4日 19時) (レス) id: eb8e95ff3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：43 | 作成日時：2018年11月28日 7時
