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櫻井「加えて、お二人共にその頃は仕切るタイプでは無かったですよね？」
大野「そこ。相葉ちゃんと二人出来んのかな？って不安もあったわけよ。」
櫻井「実際どうだったんですか？」
大野「いざやってみたらさ。相葉ちゃん、ちゃんと仕切ってくれて、はじめましてな人達との橋渡しもしてくれて、何より楽しかったよねぇ。
そのうちロケは相葉ちゃんとじゃなきゃ不安なんて境地にまできたことあったもんね。」
櫻井「智君のロケに対する思いも変わられたんじゃないですか？」
大野「いーや、今だってロケは苦手。」
櫻井「え？」
大野「でもさ、苦手な中でも楽しいことを見つけられるようになったよね？
相葉ちゃんって得意じゃんそういうの。うわっ、苦手ってなってもどこか楽しそうじゃん。」
櫻井「わかります。相葉くんは"楽しい"を見つける天才ですからね。」
大野「そうそう(笑)。」
櫻井「そう言った意味では、智君変わりましたよね？その頃と比べたら楽しさを見いだせるようになった……。」
大野「変わったんじゃない。変えたの。」
櫻井「影響は受けないから、自分で選んで変えたと？」
大野「そうそう。」
櫻井「智君らしい(笑)。そろそろ時間ですね。
今日はありがとうございました。」
大野「こんなでいいの？」
櫻井「大丈夫です。思ったより素敵なお話し聴かせていただきました。」
大野「思ったよりってっ！」
櫻井「だって、出だしからつまづいたから、ちょっと心配したんだよ。」
大野「基本あんまり人から影響うけないんで？」
櫻井「それそれ。焦ったよ。」
大野「ねぇ、しょうくん。」
櫻井「はい？」
大野「ケーキ。
しゃべってばっかで、食べらんなかった。」
櫻井「へ？」
大野「今から食べていい？」
櫻井「う、うん。どーぞ。」
大野「やった。」
櫻井「さすが、影響受けない自由さ！智君のそういうとこ好きだよ。」
大野「おいらも、しょうくんのそういう優しいところ大好き。」
櫻井「何だこれ？最後は気持ち悪くなって終わるって？！」
大野「ふふふ。………あ、このチョコレートケーキ、濃厚…。」
後半の会話はご愛嬌。
苦手な物を克服できたり、克服できないまでも乗り越えられる糧を得るとき、少からず誰かに背中を押してもらったり、影響を受けるものなのかもしれません。あ、はたまた人の良いところを自分で選んで取り入れていくのかもしれません。
あなたは、どう考えますか？
次回は松本潤さんです。お楽しみに！
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作者名：43 | 作成日時：2018年11月17日 10時
