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…まさかヤキモチ?いくら章ちゃんだからって仲良くしすぎたの、見てたのかな?
こんな行動を忠義がとるなんて付き合ってきて初めてだから変に心臓が音を立てる。
人目があまりないところに移動したと思えば、いきなり立ち止まってあたしと向かい合う忠義。
……あ、キスされる、と思って目を瞑れば案の定何回かされるキス。
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『 …大学でこんなんしないじゃん、どしたの 』
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忠義はいつもみたいに元気では無くて、あたしの右手を握って俯いたままだった。
あたしの問いに答えは返ってこなくて、どうしようか悩んでると忠義が顔を上げたのがわかった。
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大倉「 …お前は俺のちゃうん? 」
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……やっぱり忠義はヤキモチを妬いてくれていたのだろうか。
忠義がこんなに不安そうなのを見るのは初めてだった。いつもあたしばかり不安だったから。
あぁどうしよう、忠義のものだよって言えばいいのにきっと今のあたしは嬉しくてニヤけてるんだろうな。
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大倉「 …なんでニヤけてん 」
『 …嬉しくて 』
大倉「 ……明後日俺らの記念日やから、夜どっか食い行こか 」
『 えっ!いく!覚えててくれたの!? 』
大倉「 当たり前やろ(笑) 約束な 」
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ほら、章ちゃんも裕くんもそこまで心配してくれなくても平気だよ。
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ちゃんと、忠義はあたしのことを見ててくれてる。
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作者名:みるく | 作成日時:2019年2月21日 22時