白の九尾狐【文スト】

離れろ ページ25

「ふぅ、気持ち良いね。」

『離れろ。』

「えぇ？A先程から其れしか云わないじゃないか。」
「其れに離れたら君溺れちゃうよ？」

『...死 ね。』






糞、こんな予定じゃなかったのに...！











遡る事十分前、
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「何か不満は無いかい？」


は？


何云ってんだ、此奴。
不満しかねぇわ、脚使えなくてどう思ったら不満じゃない様に思えるんだ？

莫迦ですか？？？？？





「...何か失礼な事考えてない？」

『考えてるけど文句ある？』

「開き直った...」
「ま、いいや。不満が在るなら云ってご覧？」









不満は色々あるが、取り敢えず此奴困らせとくか




『御風呂に入りたい。』
「御風呂？そんな脚なのに入りたいのかい？」


『此処に来てから一度も入ってない、人間なら入りたいって思うのが普通だろ。』



さぁ、如何だ？如何対応する？










「...成程、つまり君は私と入りたいのだね！」











『...は？』



いやいやいや、
如何考えたらそんな思考回路になった？



「誘われたならば仕方ない、一緒に入ろっか♡」

『無理キモイ、近寄るな、』

「そんな獣(ケダモノ)扱いしなくても...」



獣(ケダモノ)だから獣(ケダモノ)扱いしてんだよ。


「...では私は手を出さない、其れなら良いだろう？」






...ふむ、手を出さないか。
中々良い条件を云う。
でも其れが嘘だったら？
狐は騙すとよく云うし、此奴の言葉は信用ならない。
本当に信じていいのか？



「...もし手を出したら一日、人間界に連れて行ってあげよう。」



『...約束出来るか？』



「ふふふ、嘘を着いて妻に一生信頼されないなんて真っ平御免だよ。」




誰が妻だ、誰が。


まぁ、今の話、信用するに値する。








『その条件、のった。』







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受験終わりました〜！
この話を読んでいる方々、待って頂きありがとうございました！今日からちゃんと投稿するので是非見てください！

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