白の九尾狐【文スト】

九尾狐と酒呑童子 ページ18

今迄に無いくらいゾッとした。

何なのよ、此奴。





｢おい、A。｣

｢危ないから離れてろ。｣







"危ない"妖怪から出た言葉だ、
人間では到底太刀打ち出来ないのだろう。

私は言われるがままに動いた。



其の瞬間、
中也が糞狐に飛び掛った。


でも狐火(?)で防御された。





今のところ互角、






そう思った時中也が地面に叩きつけられた。






｢今迄何かと殺 さなかったけど、今回は我慢成らない。｣

｢ｸｯ､｣




ぇ、
之中也負ける、？



じゃあ私どうなるの、？

中也は死 んじゃうの、？


唯一の協力者なのに、、、？





如何したら助けられる？

妖怪は嫌い、



でも私を助けようとした中也は好き。
勿論likeの方で、




多分最悪の選択肢は私がこの場で逃げ出すこと。

中也は死ぬし、何れにせよ私は捕まる。


如何しよう、如何したらいい？


その時、ある考えが浮かんだ。





でももし、失敗したら？



きっと取り返しがつかない、






｢がッ！｣
｢うふふ、苦しいかい？｣







...一か八か、やるしかない！

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