264話鳩のメッセージ ページ30
ｴﾙｻﾞ「本当にお前は星霊に愛されてるな。」
ﾙｰ「皆最高の仲間だよ。」
ﾅﾂ「さーて！だいぶ遊んじまったし、帰ったらたっぷり修行しねーとな。」
ｸﾞﾚｲ「そうだ！三ヶ月で他のギルドのやつらに追いつかねーと！」
『ああ！いっぱい休めたしあとは修行あるのみ。』
ﾊﾞﾙｺﾞ「そういえば一つ言い忘れていたことが。」
バルゴは徐に話し出した。
ﾊﾞﾙｺﾞ「星霊界は人間界とは時間の流れが違うのです。」
ﾅﾂ「まさかそれって…こっちでの一年が人間界での一日…みてーな！？」
ｸﾞﾚｲ「夢のような修行ゾーンなのかっ！？」
ﾊﾞﾙｺﾞ「いいえ、“逆”です。」
バルゴの逆という言葉を聞いて何故か背筋が凍った。
そして気づけば元いた砂浜に皆で立っている。
ﾊﾞﾙｺﾞ「星霊界で一日過ごすと人間界では“三ヶ月”経ってます。」
「「「「『………え？』」」」」
ｼﾞｪｯﾄ「皆〜待ちくたびれたぜ。」
ﾄﾞﾛｲ「大魔闘演武はもう五日後だぜ！すげー修行してきたんだろーなァ！！！」
ドロイの五日後という言葉を聞いて全身から力が抜けた。
「「「『終わった。』」」」
ﾙｰ「ひげー！！！時間返せー！！！！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
波が打ち寄せる音がだけが響く。
三ヶ月という貴重な時間を一日で費やしてしまった俺たちは打ちひしがれるのを通り越して抜け殻のようになっていた。
ﾄﾞﾛｲ「大魔闘演武まであと五日だってのに！」
ｼﾞｪｯﾄ「全然魔力が上がってねーじゃねーか！！」
返す言葉もない。
ｴﾙｻﾞ「むうう！！今からでも遅くない！！五日間で地獄の特訓だ！！お前ら全員覚悟を決めろ！！寝る暇はないぞ！！！」
躍起になったエルザの頭の上にどこからともなくやってきた鳩がとまった。
ｴﾙｻﾞ「鳩？」
『足に何かついてるぞ。』
ﾙｰ「メモだ。なになに〜…
“
西の丘にある壊れた吊り橋まで来い”」
要件も書かずにただ来いとだけ書かれた謎のメッセージに従って西の丘へ歩いた。
着いたそこには壊れた吊り橋があるだけで人の姿はない。
ﾅﾂ「誰もいねーじゃねーか。」
ｸﾞﾚｲ「いたずらかよ…」
『わざわざ呼び出しておいてなんなんだ。』
ﾙｰ「だからやめとこって言ったじゃない。」
きょろきょろと人の姿を探していた時だった。
目の前の壊れた吊り橋がみるみる元通りになり、向こう岸に繋がった。
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マナ - ま い ま いさん» 風の滅竜魔法の女夢主を書いてよろしいでしょうか？ (2月12日 20時) (
レス) @page18 id: e0ac3edb78 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - ま い ま いさん» 水の滅竜魔法のいいところは？ また風の滅竜魔法のいいところは？なんでしょうか？ (1月8日 13時) (レス) @page11 id: 497fbf10fb (このIDを非表示/違反報告)
ま い ま い(プロフ) - oyz031さん» めちゃくちゃ励みになるし嬉しすぎです…頑張ります！！ありがとうございます！！！ (1月5日 21時) (レス) id: 140028ed61 (このIDを非表示/違反報告)
oyz031(プロフ) - めちゃおもろいお話で一気読みしてしまいました！これからも応援しています！ (12月26日 1時) (レス) id: 7ddb3de917 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - グレイオチの話です… (12月22日 8時) (レス) id: 311d3cf7bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいまい | 作成日時：2023年12月13日 7時
