144話コブラ ページ3
心臓を鷲掴みにされたような感覚に陥る。
あの日の光景が蘇るようだった。
叫び声と血の匂い。二度と思い出したくない記憶。
ブレ「まあ そう気に病むな。人を殺すことは悪いことではない。仕方なかったのであろう?」
これまでとは打って変わってゆったりとした口調でブレインは言った。
殺人が悪いことじゃないわけない。
『…そうやって心を乱そうとしても無駄だ。ニルヴァーナがどんな魔法かはもう知っている。俺は闇に落ちたりしない。』
ブレ「それは結構なことだ。だが、私がニルヴァーナを制御することが出来れば心の状態はもやは関係ない。無条件で光は闇へと落ちる。」
『させるものか!!!』
ブレ「うぬとの話は有意義であった A。だが、これで話は終わりだ。私がニルヴァーナを制御するまで邪魔をするな。やれ コブラ。」
ブレインがそう言った途端、コブラは待ってましたとばかりに現れた。
コブラが乗っているヘビの尾が防御しきれなかった
『う゛っ!!!』
ナツ「うがっ…キャッチ!!!」
吹き飛ばされた先にはナツがいたようで受け止めてくれた。
ハッピ「大丈夫 A!?」
『ああ。悪い 二人とも…』
ナツ「しっかし、邪魔だな あいつ。」
ハッピ「チームワークならオイラたちも負けてないよ。」
どうしたものかと悩んでいる間にコブラは突進するようにこちらに迫ってきた。
コブラに拳を振るうも避けられるばかりで少しも当たらない。
ナツ「火竜の…鉄拳!!!…ぐほっ!」
コブ「言っただろ?てめえの動きは
さっきから“聴こえる”って…考えてることを読む系の魔法ではないのか…
コブ「さあ 落ちろ!!!」
ナツ「ぐああああ!!」
『うあああっ!!』
再び向かってきたコブラに地面に叩き落とされた。
地面スレスレで体勢を立て直した俺たちはヘビに追いかけられながらも逃げ回る。
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ま い ま い(プロフ) - マナさん» あなたの小説に私を参考にしたと明記していただき、あなたのその小説を教えてくだされば構いませんよ〜 (11月7日 6時) (レス) id: 140028ed61 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 話参考にしたいのですが… (11月6日 19時) (レス) id: 73f360e95a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいまい | 作成日時:2022年9月1日 7時