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「トラって高校何処だったんだっけ？」
「お？どしたん急に」
「そういえば知らないなと思って」
「せやっけ？？あ、マサさんやー！」
トラは俺の時同様、将さんへ手を振っていた。
「続きはマサさんに聞きーや、俺の口からゆーても、きっと信じひんやろうしな」
ちょっとトイレーなんてヒラヒラと手を振って体育館を去っていったトラ
「…逃げられたんすかね…？？」
「うーん…将さんに聞いてみるか…」
「将さん、」
「おー、祐希どうした？」
「トラの事なんすけど」
「…？トラがどうした？」
「将さん、トラさんの出身高知ってます？」
「……」
「お前ら覚悟して聞けよ」
将さんから出た言葉にそんなに？と首を傾げる有志と俺
「…トラはな…」
………
「将さん嘘ですか？？」
「もうちょいマシな嘘ついてくださいよ」
「お前らな…」
「…ホンマ失礼やでな…」
いつの間にか後ろに立っていたトラ、将さんからのトラの話に吃驚顔の有志と俺の。
だって、だって、このトラが、地元の中学から地元の高校へ進学。その進学先はまさかまさかの全国でもトップクラスの偏差値の高校。そこでバレーを始めた。しかも中学時代のトラは陸上部に所属。
「マサさんからの言われても信じひんのに、俺から言って信じる訳あらへんよな。」
ホンマ、しっつれいな奴らやでーなんてトラは言ってるけど。
「陸上やってたの？」
「おー、そうやで。ハイジャンパーやった！
まあ、市内入賞止まりやったけどなー。」
「高校、マジなんすか？」
「マジや大マジや、有志と同じ理由やってんよ、地元から離れたなくてチャリで行ける高校がそこやったから、そこに入ったって感じやね」
そんな軽い理由で偏差値70越えの高校に入れたトラって…
「とてもじゃないけど頭良さそうには見えないのに…」
「…ホントっすよね…」
「なんやねんユーキ、有志まで！失礼すぎるわ！」
……
まあでも確かに、トラのプレイや指示の仕方は確かに頭脳派。
頭の中で相手の動きを常に解析してるのが分かる。
賢いのは嘘じゃないのかも…
「あああ！！ケンタローさん！俺の唐揚げ！1個食べたやろ！！！！」
「トラ、うるさい！！」
…否、嘘か
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Wing(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました。続き楽しみにしています。出来ればパナメンとからんでる話が読みたいです。 (2020年6月16日 19時) (
レス) id: 8c6a1b2baa (このIDを非表示/違反報告)
紫夏(プロフ) - みこさん» ひょうきん物ヒコさん、最高に好きです笑またまたリクエストありがとうございます〜！^^何度頂いても嬉しいです！楽しみにお待ちください☆彡 (2020年1月8日 19時) (レス) id: 0e05e2584a (このIDを非表示/違反報告)
みこ - ありがとうございました！！めちゃくちゃ良かったです！ヒコさんやっぱりいいな〜(笑)またリクエストで申し訳ないんですけど、イタリアとドイツに石川選手と柳田選手に突然会いにいく感じのを見たいです！！ (2020年1月8日 18時) (レス) id: 49718375fc (このIDを非表示/違反報告)
紫夏(プロフ) - 蒼鴇さん» はじめまして！読んで頂きありがとうございます！^^私も思いつかなかった案、、！笑リクエストありがとうございます☆彡楽しみにお待ちください^^* (2020年1月8日 13時) (レス) id: 0e05e2584a (このIDを非表示/違反報告)
蒼鴇 - いつも楽しく見させてもらってます！関西弁めっちゃいい……！笑 リクエストいいですか？いつも笑顔で賑やかな主人公が、朝から真剣な考え事(プレーに関すること)しすぎて真顔で静かになったときの周りの反応がみたいです！きっと石川くんとか焦る気がする…！ (2020年1月8日 8時) (レス) id: 8f7ac9932d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫夏 | 作成日時：2019年11月8日 22時
