黒の如くの兵士 (ページ5)

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翼ページ5

……

＜リヴァイ＞

ガチャ………

女が入ってきた

俺と身長が同じぐらいか？

にしても、髪が長い、戦う時どうしてんだ？

そんな時、エルヴィンは言う

「心臓はどうだ？」と

は？何聞いてやがる、この女は心臓病のなんかか…？

もし、そうだとしたら兵士なんか
やってらんないだろ

「名前は？」

と、聞かれる俺

面倒せぇな、まぁいい言うか

俺は間を開けて、答える

お前も小せぇくせに

「上官に対して、態度の悪い奴だな
お前」

続けて言う女

名前をA・マーダック
と言った

珍しい苗字だな、女

女はさらに続ける

「エルヴィン、私はもうコイツに、教えていいか？私の状況とか……」

状況……？

なんだよ、それ

エルヴィンは、「君がいいなら」
と、いい廊下に出る

チッ、二人かよ……嫌だな

俺は無言のままでいる

女は話を進める

「じゃ、私の病気を教える……………
私は刻拍病なんだ、心臓の病気でな、
私は普通の人より、心臓の鼓動の回数が少ないんだ」

とか、意味不明な事を言う

なんだよ、刻拍病って………

鼓動の鼓動が少ないとか、意味わかんねぇ………

でも、自由に生きれないのは
可哀想だな……この鳥籠の中で生きてんのに

「黙って聞かれると、なんか嫌だなぁ
あはは」

何笑ってやがる

テメェは病人だろーが

俺は適当な言葉を選び言った

「残念な人生だな」と

本心じゃないけど、俺は本心だ

と、伝えた

女は、ほぅ……って顔している

俺は思った

気の合う奴だなって………