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オレンの実 ページ5
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ユラ「ガルガル、ガル！(あっ、オレンの実だ！ピチュー、此処で採れるオボンの実は美味しいんですよ！)」
子ガルーラ「ガル〜！ガルガル、ガル〜！(やった〜！一番美味しそうなのゲット〜)」
すると、ガルーラちゃんは一口で全部食べてしまった。
子ガルーラ「ガルガル〜ガルガル〜！(美味しい美味しい！もう僕、美味し過ぎて死んじゃうかも！)」
ユラ「ガ、ガル！？(え、死んじゃうの！？嫌、ガルーラちゃん死んじゃったらダメですよ！？)」
子ガルーラ「ガル、、、(あの、僕、冗談で言ったんだけど、、、えっと、お母さん！もっと食べたい！)」
母ガルーラ「ガラ、、、(それが、、、もうないの。)」
子ガルーラ「ガル、、、(もっと食べたかったな、、、)」
ピチュー「ピチュ、、、？(可哀想、、、あげるよ。)」
子ガルーラ「ガッ！？ガル！(う、ううん！いいの！これはピチューが食べて！)」
ユラ「ガル！(そうですよ、私のやつを半分こにするから大丈夫です！)」
ピチュー「ピピチュ！(いいよ、ガルーラ、もっと食べたいでしょ？)」
すると、お母さんはヒョイっと木の実を持ち上げて口を開けた。
母ガルーラ「ガラァァァ(ピチューちゃん、大きくお口を開けなさい。)」
ピチュー「ピ、ピチャァァァ(？)(ん、ああぁ〜)」
パクッ
すると、ピチューは口をモゴモゴと動かしオレンの実を食べた。
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作者名：司恵瑠(しえる) | 作成日時：2020年2月22日 18時
