検索窓
今日:12 hit、昨日:28 hit、合計:303,664 hit

109. ページ14

A「ふーん。洞窟、ね」


辿り着いたのはとある洞窟。


この中に、子供達が。


私は迷うこと無くその洞窟を進んで行く。


光が見えてきたその時、何かがこちらへと向かってきた。


あれは、レベッカのとこの!


私はその子を抱きとめ、


A「大丈夫!?」


声をかけるが返事は無い。


操られてる…!?


?「さあて、魔力を採り出すとするか」


聞こえてきた声に、私は耳を疑った。


魔力を、採り出す?


私は腕の中にいる子を安全なところに誘導し、


A「ここにいれば、きっとアスタが解いてくれるはずだから」


そう言って微笑む。


未来ある子達に、こんな酷い事をするなんて、絶対に許せない。


そして私は乗り込む。


A「この子達は将来この国を彩る三つ葉の芽!魔力を採るなんて、私がさせないわ!」

?「うぁぁあ敵だよバロ兄ちゃん!あのローブ魔法騎士団だー!」

バロ「どうやってこんなに早く!?」


良かった、まだ誰も魔力を採られていないみたい。


バロ、と呼ばれた男は、


バロ「何とかしろ!魔法使えネージュ!」

ネージュ「う、うん!」


ネージュと呼ばれた男が魔導書を開く。


ネージュ「雪魔法 スノウクライ」


吹雪が私に襲いかかってくる。


私も魔導書を構えたその時、


ゴーシュ「マリィィイイ!!」

A「ゴーシュ先輩!」


思ったより駆け付けるの早かった、さすがシスコン。


ゴーシュ先輩がネージュの攻撃を鏡魔法で躱してくれ、


ゴーシュ「おいA。こいつらは俺が殺る」


いきなり出てきていきなり何を言い出したかと思えば。


ゴーシュ「マリーを傷付けた奴らは、俺が殺す!!!」


マリーちゃんの方を見ると、少し頬が腫れていた。


だからこんなにゴーシュ先輩は火が点いているのか。


A「あの、ゴーシュ先輩、アスタは?」

ゴーシュ「知らん」


ええ…。


ネージュ「うう〜、攻撃が当たらない…。これなら!雪創成魔法 スノウフレンズ。行けぇー!僕の友達〜!!」

ゴーシュ「しゃらくせぇ!鏡魔法 リフレクト・リフレイン」


大量の雪だるまがゴーシュ先輩目掛けて突進して行くが、ゴーシュ先輩も多くの鏡を創り出し、その雪だるまを粉砕した。


ゴーシュ「皆殺しだ!」


ドスの効いた低い声が洞窟に響き渡った。

110.→←108.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (204 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
214人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なぎ - めっちゃ良いです(´∀`*) (2019年6月11日 12時) (レス) id: 2c3bf4091e (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます!グダグダでお恥ずかしい文面ばかりですがそう言って貰えて嬉しいです!番外編作れたら作りたいなとは考えております! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - ウォルさん» いつもコメントありがとうございます!これからも何卒よろしくお願いします! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
れぃち(プロフ) - 刹那さん» ありがとうございます!!!嬉しいです! (2019年3月26日 14時) (レス) id: 86e20c10f6 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - 何回も最初から読み直してます!もちろん一番右の星押させてもらってます!毎日ドキドキです。続編も頑張ってください!一つ質問なんですが番外編?短編?とかってやらないんですかね?ただ気になっただけなのでこれは無視して大丈夫です!これからも応援してます (2019年3月25日 23時) (レス) id: 51f8eec8e8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れぃち | 作成日時:2019年3月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。