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21. ページ25

待って待って待ってありえない。普通人の前でこんな事出来る?




煉獄さんは暫く固まっていたが、ハッとなり不死川さんの肩を押し、私を助け出してくれた。




杏寿郎「不死川。何をしている。」




いつもより少し低くなったその声に私は煉獄さんが怒っているのだと察した。




実弥「あ?俺は親切になァ、俺とAがしていたのはこういう事だって教えてやってんだよォ。」




…本当の事だから何も言い返せない…。押し黙った私を見て煉獄さんは私を自身の後ろへとやった。




杏寿郎「不死川。見せ付けのつもりか。」


実弥「だったら何だァ?」




煉獄さんの背で顔は見えないが、恐らく2人の声色からして良い状況とは言いがたい。むしろ悪い一直線だわ。というか見せ付けって何。私お披露目する物じゃないんだけど。




杏寿郎「Aは俺が守る!」




そう言った煉獄さんに思わずときめいてしまう。もしかしたら煉獄さんも炭治郎くんや悲鳴嶼さん側___…




杏寿郎「消し炭みたいな顔がこれ以上続けば灰になってしまうからな!!」




じゃなかったわ。




実弥「何言ってんだァ?」




これには不死川さんに激しく同意します。ていうか毎回思うけど顔が消し炭ってどいうことなのよ!




杏寿郎「誤解を真にしてくれと言ったのは取り消す!」


実弥「勝手に取り消してんじゃねェ!!」




そして2人の言い合いが始まる。そーっと2人の顔を盗み見れば凄い火花が散っていた。不死川さんとかもう刀を鞘から抜きそうな程。




どうしようか、と思っていた矢先、後ろから肩を控えめに叩かれた。




後ろを振り返るとそこには玄弥くんがいて。




A「玄弥く」


玄弥「しっ!」




玄弥くんの名前を言い終わる前に人差し指が私の唇に当てられ、阻止される。




玄弥「事の発端のお前がいたとこで何にもなんねぇだろうが!」




そう小声で言って私を担ぎ、バレないように忍び足でその場を去る。




噂で玄弥くんって女の子を前にするとまともに喋る事すら出来ないって聞いたんだけど、あれれ?おっかしいなぁ。




ていうか私が事の発端って、それ不死川さんにも同じ事言えるんじゃ?そもそもどうして玄弥くんが知っているのだろうか。




まさか、耳の攻防戦見られてたり…?…いやまさか、ね。

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(プロフ) - おおおお終わり!?!? (8月2日 16時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月8日 6時) (レス) @page30 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 顔にニヤケしかでてきませんでした!!!面白かったです^^* 更新楽しみにしてます! (2020年2月8日 23時) (レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってください!ものすごくおもしろいです!! (2020年2月6日 15時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこにゃ - 面白いです!続き楽しみにしています!!頑張ってください*\(^o^)/* (2020年1月28日 18時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち x他1人 | 作成日時:2019年9月3日 21時

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