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A「不死川さんって優しいのか意地悪なのかハッキリしませんよね。」
実弥「喧嘩売ってんのか。」
先程まで撫でていた私の背中を次はグイッと引き寄せる。
A「売ってないです売ってないから離してください!!」
不死川さんの顔が一気に近付き、私は必死に離してとお願いする。この間から思ってたけど、至近距離で見つめ合うってやつ流行ってるの?
流行ってるのだとしたらやめた方がいいよ。心臓いくつあっても持たないから。
実弥「誰が離すかよ。」
耳元で囁いてくるものだから、私はビクリと体を震わす。自分で言うのもなんだけど弱いんだ、耳。
実弥「なるほどなァ…耳弱ぇのか。」
視界の端でニヤリと笑った不死川さんを私は見逃さなかった。絶対良からぬことを考えていると判断した私は彼の胸板を押すけれどビクともしない。
実弥「じっとしてろ。」
そう言って不死川さんはあろう事か私の耳をペロッと舐めたのだ。
A「ちょ、は!?舐め!?」
私は混乱する。よくもまあこんな事恥ずかしげもなく出来ますね!?
不死川さんの方を向こうとするがまた襲ってきた感覚に私は悶える。
A「やめっ…!」
実弥「所詮この程度かよォ?」
その言葉にムッときて、私は仕返しで不死川さんの耳に触れる。耳のふちをなぞると言葉にならない声を漏らす不死川さん。もはや吐息なのでは?と思う程。
A「あれ?もしかして不死川さんも耳弱いんじゃ?」
そう思って次はふーっと息を吹きかけると不死川さんは凄い勢いで私から離れた。顔を真っ赤にして口元を手で抑えている。
A「所詮この程度ですか?」
先程言われたように挑発してみる。なんだか優越感。
「上等だァ!」不死川さんはそう言って私に再度近付き耳に息を吹きかけてくる。私も負けじと吹き返し…。
A「…っん。」
実弥「くっ…。」
お互いどちらも引かないこの状況。ただ耳への攻撃と吐息を漏らすの繰り返しだ。
周りから見たらただのフラグが立っちゃう危ないヤツだ。
そしてかなり時間が経った頃、「昼間からいやらしいことしないでください!!」とアオイさんに怒られた。
どうやら、外まで聞こえていたみたいだ。…恥ずかし過ぎる!!
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明(プロフ) - おおおお終わり!?!? (8月2日 16時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月8日 6時) (レス) @page30 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 顔にニヤケしかでてきませんでした!!!面白かったです^^* 更新楽しみにしてます! (2020年2月8日 23時) (レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 更新頑張ってください!ものすごくおもしろいです!! (2020年2月6日 15時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこにゃ - 面白いです!続き楽しみにしています!!頑張ってください*\(^o^)/* (2020年1月28日 18時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れぃち x他1人 | 作成日時:2019年9月3日 21時