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11. ページ14

A「ただいまー!!」




善逸くんと繋いでいる方の手をわざとブンブン振って私は叫ぶ。あ、大丈夫だよ叫ぶと言ってもちゃんとこの場では声のボリューム抑えてるから。




伊之助「あ?何だ?誰かと思ったらテメェかよ!!」




伊之助くん、猪の被り物で緩和されてるけど言動がちょっと怖いんだよなぁ…。あんまり近寄りたくないタイプだ。




善逸「分かるよ。俺も出来れば近寄りたくないし。」


A「だよねー、って何で分かったの!?」




そう問いかけるが、その間に入ってきた伊之助くん。私と善逸くんの手を引き離しなぜか私の方をじっと見てくる。




A「ナ、ナンデスカ。」


伊之助「テメェ…俺に近寄りたくねぇとか思ってんのか!!上等だァ、嫌って程近付きまくってやるぜ。」




何で私だけ!?そこは普通善逸くんも巻き込もうよ、巻き込んじゃおうよ!?




無一郎「うるさい。静かにして。」




どうにかして善逸くんも巻き込みたい私は頭を働かせるけどなかなか良い案が思い付かない。そんな時だった。時透くんが現れたのは。




時透くんは迫ってくる伊之助くんから助け出すように私の腕を引っ張る。




A「ありがとう時透くん!!助かったよ。」


無一郎「君に言ってるんだよ。」




時透くんはそう言って私の腕を離す。




私に言ってる?…何を?私は首を傾げる。




無一郎「うるさいって。」


A「ぷっ…。」




待って理不尽過ぎて思わず笑ってしまったわ。伊之助くんより私がうるさいってもうそれ嫌がらせにも程があるんじゃ?




伊之助「分かったか!!お前がどれだけ嫌と言おうとな、俺は近付きまく」


A「あっちの方がうるさくないですか?」


無一郎「言い訳はしなくていいよ。見苦しいからさ。」




あ、ダメだ。これいくら言っても聞いてくれないやつだ。




無一郎「それよりその着物どうしたの。」


A「時透くん!!よく気付いてくれた!!」




実はこれを用意してくれた宇髄さんは何も言ってくれないし善逸くんは口篭るし炭治郎くんは似合ってるって言ってくれたけど。




伊之助くんに至ってはまあ見事に着物には触れてくれなかったよね。




A「宇髄さんが用意してくれたんだ〜!」




そう言うと時透くんはピクっと肩を小さく揺らし「そう。」とだけ言って去っていってしまった。




似合ってるとか、そういうの待ってたんだけどな…?求めるだけ無駄って?了解です。

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(プロフ) - おおおお終わり!?!? (8月2日 16時) (レス) id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月8日 6時) (レス) @page30 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 顔にニヤケしかでてきませんでした!!!面白かったです^^* 更新楽しみにしてます! (2020年2月8日 23時) (レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってください!ものすごくおもしろいです!! (2020年2月6日 15時) (レス) id: 85026b1c18 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこにゃ - 面白いです!続き楽しみにしています!!頑張ってください*\(^o^)/* (2020年1月28日 18時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れぃち x他1人 | 作成日時:2019年9月3日 21時

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