いつだって【K.Y】 (ページ25)

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廉くんが優太にあのことを言ってからさらに気まずくなって、

でも、、

廉｢それはヤバいって！｣

優｢なんでだよ！おかしくねーって！！｣

何の話かわからないけど盛り上がってる2人をみたらいつも通りで、、気にしてるのは私だけ？

そうだ、気にする必要なんてないじゃん

わたしは優太の彼女でもなんでもない

ただの"幼馴染"なんだから

『ねえ美羽、ちょっと相談いい？』

｢どした？｣

私はいままでの事を全部美羽に話した

美羽は真剣に最後まで聞いてくれて、

｢Aの気持ちはどうなの？｣

『私の気持ち…？』

｢まだ岸のこと好きな気持ちは変わってないんでしょ？

だったらそれを素直に永瀬に伝えるのが大事なんじゃない？｣

美羽はなんでこうも全てわかってしまうんだろう

廉くんに想いを告げられたとき、

どこかで一瞬でも優太を忘れるために利用しようと思った自分がいた

それを美羽は見抜いているのだろう。

｢もう1回言うけど、1番大切なのはA自身の気持ちだからね｣

私の気持ち…

そんなの最初から決まってたはず

優太と結ばれることがなくてもこの気持ちを無かったことになんてできない

17年も想い続けたのだから